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頭金はどれくらい用意すべき?目安金額と注意点
前回の記事では、頭金なしで住宅ローンを借りることのデメリットとリスクについて解説しました。
では実際、頭金はどれくらい用意すればいいのでしょうか。
この記事では、頭金の目安金額と平均金額、また頭金を用意する際の注意点について解説します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
一般的に、頭金の目安金額は物件価格の1~2割が目安と言われています。
2割というのは、無理のない住宅ローンを組むためのひとつの目安。
3500万円の住宅を購入する場合、2割で700万円、1割で350万円ですね。
実際、物件価格に占める頭金の割合を見ると、平均で19%。およそ2割となっています。
ですが、2019年のデータでは、頭金200万円以下で住宅を購入する人が3割程度います。
少ない頭金で住宅を購入することができるようになってきていることがわかります。
ですが、これはあくまで平均。
どれくらいの頭金を用意すべきかは、家庭によって変わってきます。
頭金を用意する際の注意点を考えながら、どれくらい頭金を用意するのか考えてみる必要があるでしょう。
頭金が多く用意できれば、その分住宅ローン返済の負担は少なくなります。
ですが、「とにかくたくさん頭金を入れよう」と考えるのも注意が必要です。
今ある貯金を全額頭金として入れてしまうと、病気や怪我などの予期せぬ出費に対応できない可能性があります。
いざというときのための貯金は残しておかなくてはなりません。
また、お子さんがいる家庭なら、学費のことも考慮に入れる必要があるでしょう。
今後のライフプランを考え、出産、子供の進学などにどれくらい費用がかかるか、また病気や怪我など、その他予期せぬ出費に対応できるか。
こういったことを改めて計算してみて、いくら頭金として入れ、いくら貯金として手元に残して置くか、考えてみることをおすすめします。
憧れのマイホームを手に入れるために、頭金はどれくらい用意するべきか。
平均は住宅購入金額の2割り程度ですが、もちろん家庭によって違います。
住宅ローンや頭金の準備について不安な方は、ぜひ一度専門家に相談してみてくださいね。
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