KENBO co.,ltd. All Rights Reserved.
「家の種類」をハウスプランナーが解説!どこで建てる?家の構造による違いは?
こんにちは。
倉敷・岡山で建築家とおしゃれなデザイナーズ注文住宅を建てている建房の小林(史)です。
今回は、持ち家の種類についてお話していきます。お住まいの建築をどこに依頼するか。どんな構造で建てるかお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
「家を持とう!」と思ったときの選択肢は、次の通りです。
かかる費用は、上記の図でいえば右に行くにつれて高くなります。ただその分、自由設計はしやすくなります。
性能や寿命の側面でいえば、この中で「中古住宅リノベ」と「分譲戸建て住宅」はどうしても劣ってくるでしょう。
いくらリノベーションするとはいえ、中古住宅の性能を改善するには限界があります。新築同様の性能にするとすれば、建て替えてしまったほうが格安です。
また、分譲戸建て住宅については「価格なり」の素材を使っていますので、性能や寿命も「価格なり」になります。
ただ自由設計であれば、必ずしも「性能も安心!」「寿命も長い!」というわけではありません。「自由」ですから、その会社の提案や施主様が選ぶ素材・商品によるところが大きくなります。
初期費用を抑えられるのは、中古住宅リノベや分譲戸建て住宅です。しかし、30年後に住むことができないほど家の寿命が来てしまったら?定年後に家を建て替えなければならなくなってしまったら?……このようなことも視野に入れ、家の価格だけでなく寿命やメンテナンスにかかる費用も考えて、どんなお住まいを取得するか決めていく必要があるでしょう。
続いて、家の構造による違いを見ていきましょう。
一般的な住宅の構造の素材は、次の3が主流です。
そして組み立て方は、大きく分けると次の3つ。
大手ハウスメーカーは、オリジナル性の高さが売りですので、いろんな構造や組み立て方の独自の方法を持っています。分譲戸建てや工務店は、木造軸組み、あるいは木造パネル系で建てられているケースが多いです。
そして、設計事務所は設計・間取りを提案する会社ですので、下記表のようにデザインの自由度が高い軸組み系で提案されることが多いと思います。
あくまで同じプランだった場合と書いているのは、ボックスやパネルは設計や窓の大きさに制限が多いので、ボックスやパネルと同じようなプランにした場合ということです。
逆に言えば、軸組で出来るプランがパネルやボックス工法では作れないということですね💦
建房はというと、工務店ではあるものの、弊社で設計を担当する2人の建築家は個人で設計事務所を構えるほどの実力者。設計事務所が工務店をやっている……とお考えいただければと思います。エッジの効かせたデザイン。そして高い性能を両立できる木造軸組み工法のお住まいをご提案しております。
RECOMMEND