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犬を室内飼いするときに気をつけたいポイントとは?
少し前の日本では、庭に犬を鎖で繋いで番犬としている家が少なくありませんでした。
ですが、最近では番犬としてよりは、室内で人間と一緒に生活する犬が増えてきました。
これは、人々の意識の変化の他に、住環境の変化も関係していると考えられます。
都市化が進み、土地が狭くなったり集合住宅が増えたりしたこともあり、家の中で飼われる犬が増えてきているのです。
同じ家の中で生活していると言っても、犬の生活スタイルと人間の生活スタイルは全く違うもの。
そこで、愛犬が暮らしやすい家にするためには犬に適した環境を用意してあげることが大切です。
この記事では、犬を室内飼いするときに気をつけたいポイントについてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
庭で飼われている犬には犬小屋があるのが一般的ですよね。
では、室内飼いの場合は犬小屋は必要でしょうか。
「室内なら雨風に濡れる心配もないため、必要ないのでは?」と思われるかもしれません。
ですが、室内であっても犬のハウスとなる犬小屋はあったほうが良いです。
できれば、ゲージやサークルを用意してあげたほうがよいでしょう。
人間が自分の部屋で落ち着くのと同じように、犬にも落ち着ける空間は必要です。
また、家の中で放し飼い状態にしていると、思わぬ誤飲事故を招くかもしれません。
室内には、犬の興味を惹くものがたくさんあります。
飼い主の留守中など目を離した隙に犬が誤飲事故を起こしてしまう可能性があります。
そうすると、開腹手術が必要になるかもしれません。
また、ゲージやサークルがあれば、犬が苦手な来客があった場合もゲージにいれておくことができます。
また万が一災害が起きて、犬も一緒に避難しなければならない場合、日頃からゲージやサークルに入れられることに慣れていないと、犬にとってはかなりのストレスになってしまいます。
閉じ込めてしまうのはかわいそうだからと、家の中で放し飼い状態にしていると、結果として犬にとって良くない状態になってしまうかもしれません。
ハウスの中に餌と水、トイレを用意してあげて、その場所で安心して過ごせるようにしてあげましょう。
家の中で過ごしていると心配なのが、犬の運動不足です。
たとえチワワやミニチュアダックスフンドなどの小型犬であっても、外に散歩につれていってあげたほうが良いでしょう。
散歩は運動不足の解消になるだけでなく、犬のストレスの解消にもなります。
散歩に必要な距離や時間は、犬種や犬の性格、体力などによっても異なります。
適切な運動量を確保してあげるよう気をつけましょう。
たまにドッグランに連れて行ってあげるのもいいかもしれませんね。
犬種によって、犬の性格やライフスタイルは異なります。
そのため、自分のライフスタイルに合った犬種を選ぶことは大切です。
例えば、仕事が忙しいなどあまり散歩の時間が取れないのに運動量の必要な犬を飼ってしまうと、人間も犬もストレスになってしまうでしょう。
また、住環境によっても飼える犬種は変わってきます。
例えばマンションなどの集合住宅では、そもそもペットを飼えないというところが少なくありません。
もしペットOKでも、大型犬は飼えないというところも多いです。
飼えたとしても、大型犬は大きなハウスが必要ですし、足音も大きいためやはり集合住宅では飼いにくいでしょう。
自分の住環境に合わせて選ぶことが大切です。
また最近は、ペットショップではなく愛護団体などから保護犬を譲渡するという形も増えてきています。
この場合、犬のライフスタイルや性格と、飼い主のライフスタイルが合っているかを客観的に判断してもらえるため、安心かもしれません。
犬にとっても人間にとってもストレスなく生活に寄り添える可能性が高くなるでしょう。
家を建てるタイミングなら犬にとっていい環境を用意してあげやすいでしょう。
また、集合住宅では飼いにくい大型犬を飼い始めるのも、家を建てるタイミングがいいかもしれません。
愛犬と一緒に快適に暮らせる家づくりがしたいと思われたら、ぜひ一度住宅の専門家に相談してみてくださいね。
建房では、お施主様の要望を盛り込んだ家づくりができるよう、話し合いをしながら進めております。
また、困ったことや疑問などがございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください!
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