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外観コーディネート【外構編】優先順位とデザインのバランスを解説!

こんにちは、倉敷・岡山で建築家とおしゃれなデザイナーズ注文住宅を建てている建房の小林(史)です。

今回は前回の外観コーディネート外壁編に続いて、多くの方が予算の取り方で悩まれる
外構についてです!

何を優先したら良いのか?
どんなデザインがあるのか?

をお話していけたらと思います。

ちなみに、前回の外壁編はこちら↓
https://kenbo.co.jp/information/blog/9849/

 

《多くの皆様が勘違いしてしまう費用》

皆さん、建築の打ち合わせをされていて、

えっ?その費用総額の資金計画に入っていないんですか?!

となりがちな部分の代表が、外構とエアコンかと思います。
この部分は、建築会社とお客様との認識の相違による部分が多いと思いますが、お客様にとっては、外構も含めて家だと思っているし、エアコンは空調だから換気システム同様、家の一部だという認識だと思いますが、

建築会社にとっては、エアコンは『家電』で、外構は建築業者の仕事ではない『オプション』(他社さんの仕事)

なんです。

金額が大きいので、多くの方が『入っていると思い込んでいる』費用になってきますが、外構はやりたいことを盛り込むと費用にキリがありません・・・

こだわり過ぎて、目的を見失わない為に、今回はお話させて頂けたらと思います。

 

《外構はこだわるとキリがない》

お客様と外構のお話をしていると、

・カーポートは2台分の屋根が欲しくて、カーポートの下は全部土間が良いです。
・草取りはなるべくしたくないので、土の部分は庭以外のところは無い方が良いですね。
・木も何本かおしゃれに植えたくて……あ、でも手入れは苦手なので簡単なやつが良いです。
・それと、ウッドデッキに憧れてて、付けたいんですよね。
・それから、出来れば、デッキの上に雨にかからないような屋根とかで洗濯が干せるようにして欲しくて。
・あと、物置も要ると思うんです。何かと庭が広くなると、ガーデニングに使う物とか、外に置きたいものもあるじゃないですか。
・それから、子供が大きくなったら自転車に乗り出すと思うのでサイクルポートも欲しいです。
・あと、通販とか最近増えてるので、宅配ポストも欲しいのと、庭が通りから見えないように背の高いフェンスもあった方が……
(※このコメントのイメージは写真のお家のお客様とは関係ありません💦念のため)

と様々なご意見をお聞きします。

この文章をご覧になって、お打合せ中のお客様やご建築済みのお客様で、私のこと言ってる??って思われた方、

ご安心下さい。皆さん、ほぼ、同じことを仰っています。

 

《そもそも住宅に必要な様々な金額ってご存知ですか?》

さて、大前提ですが、家は、土地代と家代だけでは建ちません。いわゆる外構も含めて諸費用というものには色んな費用があります。

■ 給排水引込工事(土地に水道や排水管は引き込まれているか?)

■ 浄化槽 or 下水?

■ 電線の引込が出来る土地?

■ 大きなトラックが入れるか?

■ 解体が必要な建物や、石や木が無いか

■ 造成が必要な土地か?

■ 地盤補強はどれくらいかかるエリアなのか?

■ 照明器具やカーテンはどうする?

■ 外構工事費は?

■ 建築確認、設計料

■ 申請関係費用はどうする?(長期優良住宅とか、住宅性能表示とか)

■ 各種検査費用・調査費用(敷地に法的な問題は?境界、私道、地区協定など)

■ ローン手数料・つなぎ融資費用など銀行に払う費用

■ 上下水道加入金等、行政に払う費用

■ 家具・家電(エアコン)はどうする?

■ 登記関連費用

■ 印紙代、税金関連

■ 土地からだと、不動産仲介手数料

この諸費用の中には、絶対どうしてもかかってしまう費用と、しなくてもいいし、しようと思えば後からでも出来る費用があります。

予算が無限にあるなら、気にせず何でもやりたいようにすれば良いのですが、
普通は皆さんそうはいかないですよね。

というところで、

総予算―絶対かかる諸費用=土地代+建物代+融通の利く諸費用

という式になると思います。
建房では、この式の中でお客様に理想的なバランスを取って頂けるように、

家づくり勉強会 + 土地・資金勉強会 + ライフプランシミュレーション(ファイナンシャルプラン) + 実際のお家を見て頂く見学会

という4本立てでお客様に検討して頂いているのですが、
通常皆さんが陥りがちなのは、

STEP1
建てたい土地を見つける。または、住宅営業マンからこういう土地はどうですか?と勧められる

STEP2
その土地でのプランと諸費用をざっくり出してもらう

STEP3
建物の性能や設計、価格などの提案内容を見て建築会社を決める

STEP4
契約する

STEP5
細かい打合せに入る

STEP6
融通の利く諸費用分の予算が残らない。または、予算を上げるしかない(けれど、契約してしまっているからキャンセルはできない)

という感じになってしまい、よくあるパターンは、
新築はしているけど、外構はいつまでもしていない。とか
照明器具や家具はアパートから持ってきたものをそのまま使っている。とか
おしゃれやカッコ良さなんてものには費用をかけられず、
床の色と、設備と、ドアの色と、壁紙を選んだだけの家になってしまったり。

といった事になってしまいます。

ですので、一番大事なのは優先順位とバランスなのですが、その中でも外構費用は金額も大きく、かつ、しなくても生活できる部分になってくるので、悩ましいところです。

ちなみに、先に挙げた、お客様からよく言われる外構のご要望。
全て盛り込むと、最低でも250万は外構予算を見ておいた方が良いと思います。

 

では、仮に、岡山で皆さんなぜかよく言われる

土地も合わせて、総額3500万円の予算だとして、外構費用250万円だとどうなるのでしょう?

総予算3500万円-外構250万円―地盤補強(岡山県南)が130万くらいの予算でしょうか。
この時点で、
残り3120万円

3120万円-土地建物の登記費用約40万-銀行さんの諸費用約30万くらいとして、照明・カーテンの予算50万くらいみて、エアコンや家具・家電の予算で200万くらい。建築確認や設計、各種申請料が約100万とします。
すでに綺麗に造成されている分譲地として、土地資料に上下水道負担金が50万、岡山は今調整区域の分譲地が多いので、開発申請費用40万と書かれていたとして、
残り2810万円

土地代が1000万円とすると、不動産仲介手数料は約40万ということは、
残り1570万円
消費税を引くと、建物予算は1430万円となります。

しかし、1500万以下/注文住宅

のような項目でネットを検索してみると、どうでしょう?
プランがある程度決まっていたり、建物の形がシンプルに四角であったり、性能のページを見ると、断熱や気密、耐震など性能についてあまり詳しく触れていない商品が多いと思います。

じゃあ同じ広さと間取りで、1500万で建てられる家と、2000万で建てられる家。2500万で建てられる家。何が違うんでしょうか?
この違いを知らずに、1500万のお家を選べるでしょうか?

そして逆にこの違いを知らずに、ただ大きなメーカーで建てるんだから、絶対良い家だから、2500万の家を選んだ。だから外構費用は出なくても仕方ない。
となれるでしょうか?
納得いかないけれど予算が無いから諦めるか、無理をしてでもローンを増やすか……となりそうです。

さて、ここまでお話してきて、タイトルから期待して読んでみた内容と違うじゃないかと思われている方いらっしゃると思います。(私も多少脱線している気がしています)
結局、ではどうすれば良いのでしょう?

 

 

《優先順位を付けたり、他で兼用できる代替案を考える》

それは、融通の利く諸費用の中でも優先順位を付けたり、他で兼用できる代替案を考えることです。

例えば、建房の場合。庭を目隠ししたい場合、建物で目隠しするご提案をすることが良くあります。
これで、目隠しフェンスは必要なくなります。

例えば、1階の壁を引っ込めてその下にウッドデッキを計画したらどうでしょう?
これで、ウッドデッキに庇は必要無くなりますね。

 

広いウッドデッキが欲しかったら、どうしたら良いでしょう?

別に、カーポートを全部土間打ちする必要は無いですよね。草との戦いは大変かもしれませんが、広いウッドデッキが付けたい方が優先です。
むしろ、草との戦いは後からでも何とでもなります。
逆に、草の方を重視される方であれば、ウッドデッキは後からでも付けられます。

庭にウッドデッキと芝を敷いて素敵なプライベート空間を作りたかったら?
駐車場は砂利敷でも別に気にならない。それでも良いですよね。

建房の家は、外構を作りこまない方がお家が映えるということもあると思いますが、
外構だけに限らず、お家づくり自体に関しても、どこに費用をかけてどこに費用をかけないのか。その優先順位とバランスがとても大切です。

 

さて、いかがでしたでしょうか?

建房はご希望に合わせてどんな素材でも、メリット・デメリットをお伝えしてご提案可能です。
ご興味持って頂けましたらぜひ、見学会や勉強会、足を運んでみて下さい!

 

PS 営業活動は一切いたしませんのでご安心してご質問や見学会にご参加ください^^

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

 

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