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【岡山市川入の家】完成後レポート~ホームプランナー家を建てる⑤
こんにちは。倉敷・岡山で建築家と注文住宅を建てている建房の小林です。
今回は、建房でホームプランナーをしている私、小林の「自宅が建つまで」の第五弾として「完成後」をレポートしていきます。
前回までのブログで、ここまでをご紹介してまいりました。
家づくりでは、お住まいの完成後にやることも多くあります。家具選びに家電選び、各種申請……私が実際に経験したことをお伝えして、これから家を建てる方の参考にしていただけますと幸いです!
結論から申し上げますと……私は新築後の家具の購入に150万円ほどつぎ込んでしまいました(笑)
建房で家づくりをする場合、ダイニングテーブル等は造り付けとされる方が多いのですが、やはり椅子やソファ、ローテーブルなどは購入しなければなりません。
「しなければなりません」というと語弊がありますね。もちろん、今お住まいのマンション、アパート、賃貸住宅から持ってきていただいてもいいのですが、建房の家はとにかく“かっこいい”ので、新しいモノを買いたくなってしまうものだと思います。
私も実際に建房で家を建てて、お客様の気持ちがよく分かりました。私の立場でこんなこと言っていいのかわかりませんが……家だけに予算をつぎ込みすぎるのもいけないなと。やはり家具があって、家電があってこそ家は成り立つわけですからね。
とはいえ、私たち家族は家を建てる前は親と同居していましたので、家具・家電を新調することは元々わかっていたことです。まぁ少し予想以上の出費となってしまったわけですが(笑)
ただ一つ。引き渡し後に、まったく想定していなかった出費があったのです。
それは、町内会の入会費。もちろん、どの地域にも町内会はあることは知っていましたし、年間、数千円は支払うものなんだろうなぁとは思っていました。
しかし、入会費として請求されたのは4万円!なんでも、地域のゴミステーションを新調したタイミングだったとのこと。私が購入したエリアのみならず、どのエリアでも「こういうこともあるんだ」ということは認識されておくといいと思います。
お住まいが建ったあとの確定申告や補助金の申請によって、お金が戻ってくることも。代表的なところでいうと、住宅ローン控除やすまい給付金です。
これらの税金控除や補助金は、申請しない限り受け取れません。
弊社、建房では丁寧にアナウンスさせていただいていますが、実際のお手続きは基本的に施主様にしていただく必要があります。住宅ローン控除の申告は「家を建てた翌年の確定振興時期」など申請時期が決まっていますので、お忘れがないように。
今回、実際に建房のハウスプランナーである私が家を建ててみて思ったこと……それはやはり建てて良かった。これにつきます。
家に帰る度「かっこいいなぁ。頑張らないとなぁ。」と、とにかく私の場合、モチベーションにつながっていますね。
また実際に家を建てたことにより、ハウスプランナーとしてもレベルアップできたのではないかなと感じています。
「そうそう、そこ悩むんだよね」
「今、不安を感じていらっしゃるかもなぁ」
など、家を建てるお客様の気持ちがよく分かるようになりました。私が体験談を話すことで説得力も増すでしょうし、共感をいただけることも増えました。
……実は私、今回の家づくりで一つ「こうすれば良かった!」というところがありまして。
それは収納の量。家を建てた当時と今では、モノの量が違うんですよね。当時は「これくらいで十分だろう」と思っていましたが、今になって「もう少し収納を作っておけば良かったかもな……」というところが正直あります。
このような私が身をもって体験した「後悔」についても、これからお客様にお伝えしていければいいなと思っています。
私、建房のハウスプランナー小林が建てた「岡山市川入の家」は、こちらからご覧いただけます!
【ハウスプランナー家を建てる】連載全5回完結!