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オシャレな螺旋階段のメリット・デメリット!施工事例もご紹介!
こんにちは、倉敷・岡山で建築家とおしゃれで、カッコイイ注文住宅(デザイナーズ住宅)を建てている建房の島田です。
建房でも施工事例のある螺旋階段ですが、一般住宅ではなかなか実際に目にすることも多くはないと思いますので、まずは螺旋階段とはということからお話しできればと思います。
螺旋階段とは、階段の中でも回転系のもので、中心の柱の周りを回転しながら上昇、下降する構造のもの。
海外では日本に比べよく用いられており、教会や美術館などに用いられているのをテレビ等で見られたことがあるかもしれませんね。
イメージできる方は多いと思いますが、そのメリットやデメリットを具体的に把握されているでしょうか?
他の一般的な階段に比べ勝手が違うので、いざ階段を検討してみるときにその特徴を把握していないと後悔に繋がる恐れがあります。
そうならない為にもどういったメリット、デメリットがあるのか、そして自分たちには合っているのかどうかということを考えていただく機会の1つになれば幸いです。
それでは、螺旋階段のメリット・デメリットを紹介していきたいと思います。
何といっても一番のメリットと言えばこちらがすぐ思い浮かぶのではないでしょうか?
よくある一般的な階段に比べて階段自体がインテリアの一部として引き立ててくれるので、螺旋階段があるだけでもオシャレな雰囲気を感じ取ることができると思います。
圧迫感がなく省スペースで済むので、明るく広々とした空間を作り出すことができます。
吹き抜け空間として自然と光が降り注ぐので、日照条件の悪い家にもオススメです。
また、空間の抜け感や広がりを極力損なわないという意味でも、吹き抜けと螺旋階段の組み合わせは非常に相性が良いと言えるでしょう。
階段の下は本来デッドスペースとなってしまうため、なかなか工夫しないと有効に活用することはできません。
螺旋階段の場合、デッドスペース自体が小さくなるということになります。
一般的な階段に比べ圧倒的にコンパクトなため、狭い空間でも設置が可能です。
そのため、一般的な階段にするよりも他の空間を広く取ることができるのも魅力の1つです。
階段の配置は下の階だけでなく上の階の間取りや動線に大きく影響します。
コンパクトなため、配置場所をより柔軟に検討することができます。
一般的な階段と比べ異なる点が2つあります。
まず、踏板が真四角ではなく三角のような形状のため踏板の幅が場所によって異なり、螺旋階段の中心に近くなるほど幅が小さくなります。
また、回転しながら上り下りをすることになります。
今まで螺旋階段の経験があまりない方にとっては、慣れるまで時間がかかるかもしれません。
階段幅を広くしたり、滑りにくい踏板にするなど、工夫することで緩和することも1つの方法ではあります。
回転しながらの上り下りとなるため、荷物を持っての上り下りが一般的な階段よりは難しくなります。
特に両手で持つような大きな物は、サイズによっては螺旋階段からでは搬入できないこともあり、荷物の搬入、搬出費用が高くなる可能性があります。
上記のような大きな物を買うときなど、クレーンを使って2階の窓から出し入れする可能性があるということを考えておくとよいかもしれません。
大きな荷物の移動がそんなにあることではないから、搬入、搬出費用が高くても仕方ないと割り切れれば問題はないかと思います。
また、事前に家具や家電が決まっているようでしたら、搬入経路を打ち合わせしておくことが大切です。
大まかではありますが、螺旋階段の特徴をご紹介いたしました。
言われてみたら当たり前と思うことも多いかもしれませんが、予め認識として特徴を落とし込めているかどうかは非常に大事なことだと思います。
デメリットに対して非常に魅力的なメリットがありますので、デメリットがあまり問題にならない方にはオススメの階段の1つではあります。
最後に、建房で実際に螺旋階段を施工した事例をご紹介いたします。
《建房のコンセプトハウス》
螺旋階段に対して、一階の南面には中庭に続く大きな掃き出し窓、二階にも南面と東面に窓があり、この吹き抜け、窓、螺旋階段により多くの光を取り入れることにより、照明に頼らなくても明るい家を実現しています。
また、階段の色を壁紙や床のモルタルなどの色合いに合わせた白色にすることで、違和感なく溶け込ませながらオシャレな雰囲気を感じ取ることができるかと思います。
《岡山市の物件》
3階建ての物件で1階部分にガレージを設けているため、1階の室内空間は小さくなっています。
3階までをコンパクトな螺旋階段にすることで、ガレージと広い室内空間を可能にしています。
また、こちらも大きな窓により明るさを体感できるかと思います。
螺旋階段は階段の中でも個性が強い方かと思います。
弊社のコンセプトハウスにも用いていますので、よろしければ参考にしていただけたらと思います。
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