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子ども部屋は兄弟一緒の方が良い?家づくりの段階で暮らしをイメージしよう
家づくりにおける悩みの一つが、子ども部屋です。
すでに子どもは成長して、次の予定は考えていない、または一人っ子だという場合には、子ども部屋の間取りに関して、難しく考える必要はないでしょう。
しかし、すでに複数人のお子さんがいる場合や、これから増やしていく予定の場合は、兄弟一緒の部屋がいいのか、または離した方がいいのか、悩みどころですよね。
そのような問題がある場合、家づくりのタイミングで、暮らしのイメージや将来を見越す必要があります。今回は、そんな子ども部屋における留意点を解説していきます。
子ども部屋を設置するにあたって、問題そのものは、兄弟一緒の部屋にするかどうかでしょう。
実際の暮らしをイメージし、良い点・悪い点を整理して考えてみることが重要です。
まず、良い点としては「共有」できることです。
共有というのは、時間の共有、モノの共有、経験の共有などです。
特に、同性で年齢が近い兄弟姉妹であれば、洋服やアクセサリーの貸し借りができますよね。
親としても、服を着回してくれれば金銭的にもありがたいでしょう。
マンガやゲームも兄弟間で有意義に使えますが、これらの本質は「経験」を共有している点にあるかもしれません。
兄弟同士の絆であったり、振り返ったときの思い出として、彼らを成長させてくれるでしょう。
また、そうした仲を育むことで、上の子が下の子の勉強を教えるといった、学習面のメリットにも繋がります。
家庭でどのような教育を心がけたいかという「目的」の視点から考えてみると面白いでしょう。
一方で、もちろんデメリットもあります。ここでは悪い点を羅列して考えてみましょう。
今回は、あくまで一例であり、日々の生活をイメージすれば、まだまだ多くのデメリットがあるかもしれません。
ただ、こういった問題は、本当に子ども部屋のせいなのか、について考えることも必要です。
確かに、発端は同じ部屋を共有していたからかもしれませんが、部屋はあくまで「箱」です。
こうした問題が発生したときに、どう対処するか、どのような教育方針なのか、ハード面のデメリットをソフト面で補うことを考えてもいいかもしれませんね。
子どもと部屋について、一般的に次のような関係性があるでしょう。
こう考えると、やはり子ども部屋をどのようにするか、どこまでスペースを割くかは、非常に難しいですよね。
将来的に、ただの物置部屋とならないように、事前に趣味部屋としての機能を想定したり、一部屋を間仕切りによって2つに分けるように設計してもいいかもしれません。
繰り返しになりますが、箱としてのハード面、教育方針や育て方のソフト面、これらをうまく考えることが重要です。
家族構成、生活の仕方まで踏み込みながら、家族で話し合ってみましょう。
子ども部屋のあり方は、非常に難しい悩みですが、家全体のバランスで考えることも必要です。
当たり前ですが、家の広さは、土地の広さによって制約されます。そのため、土地が決まった段階、あるいは土地探しの段階で、相談できる家づくりのパートナーがいると安心です。
建房では、完成後のアフターフォローやお施主様の要望を盛り込んだ家づくりができるよう、話し合いをしながら進めております。
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