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和室は天井にもこだわろう!和室の天井の種類とは
最近では和室のない家も増えていますが、やはり畳の和室に落ち着きを感じる方も多いのではないでしょうか。
マイホームにこだわりの和室を作りたいと思われる方もいるかもしれません。
和室は、畳や障子など、洋室とは全く異なる素材で構成されています。
洋室の場合は天井も壁と同じ壁紙で仕上げることが多いですが、和室の天井にはいくつかの種類があります。
この記事では、和室の天井の種類をご紹介します。
「底目張り」という方法で天井板を貼っていくのが「目透かし天井」です。
底目張りは天井板同士をぴったり継ぎ合わせるのではなく、板と板の継ぎ目に少し隙間を空けて貼っていく方法です。
この板と板の間には、目地板という細い板を貼っていきます。
目透かし天井はすっきりとしたデザインで、現代的な住宅にもよく合い使いやすい天井です。
格天井は、寺社建築や数寄屋などで使われる格式の高い天井です。
格縁と呼ばれる木材を縦横に組み、その中に格間と呼ばれる板を張って仕上げる天井です。
格縁の組み方で、正方形や八角形などの区画を作っていきます。
ときにはこの区画の中に絵画や装飾文様が描かれることもあり、装飾性の高い天井です。
竿縁と呼ばれる細長い木材で天井板を支えるつくりの天井が「竿縁天井」です。
古くから民家などの和室に使われており、もっとも一般的なタイプの天井と言えます。
すっきりとした見た目で、茶の間や茶室などどんな和室にも合うデザインです。
天井の中央部分を高くし、左右に向けて傾斜をつけた天井を「船底天井」と呼びます。
船を逆さまにしたような見た目からそう呼ばれており、天井が高いため部屋を広く見せることができます。
通常の平らな天井とは違うデザインのため、アクセントをつけたい和室や客間などにぴったりです。
和室の天井には種類があり、それぞれ作り方や見た目が大きく違います。
どの天井にするかによって和室の雰囲気も変わるため、自分の好みや和室の使用用途によって選ぶとよいでしょう。
和室は天井だけでなく、壁の素材をどうするか、床の間を作るかどうか、障子や襖の種類など、決めることがたくさんあります。
こだわりの和室を作りたければ、プロに相談しながら決めていくのがおすすめです。
新築住宅で和室を作りたいと思われたら、ぜひ一度住宅の専門家に相談してみてくださいね。
建房では、お施主様の要望を盛り込んだ家づくりができるよう、話し合いをしながら進めております。
また、困ったことや疑問などがございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください!
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