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瓦屋根のメンテナンスは種類によって違う?時期や方法を確認しよう
立派で丈夫な瓦屋根。
ですが、もちろん瓦屋根にもメンテナンスが必要です。
瓦屋根を長持ちさせるには、適切なタイミングでメンテナンスを行うことが重要。
瓦屋根は、瓦の種類によってメンテナンスの時期や方法が異なります。
この記事では、瓦屋根のメンテナンスについてご紹介します。
瓦屋根と聞いて、多くの人が思い浮かべる昔ながらの瓦が粘土瓦です。
粘土瓦には、釉薬をかけて焼き上げた陶器瓦と、無釉薬で焼き上げたいぶし瓦があります。
どちらも粘土を高温で焼成しているため陶器のような表面仕上になり、水を吸収しません。
そのため、瓦自体の耐用年数は100年とも言われており、メンテナンスフリーと言われています。
ただし、瓦は衝撃には弱く、飛来物などにより割れてしまいます。
瓦が割れてしまった場合は、一部分差し替えが必要となるでしょう。
また、瓦を固定するための漆喰や、屋根の下地に使われる防水紙などは劣化してしまうため、定期的なメンテナンスが必要となります。
漆喰は10年程度、防水紙は15年~20年程度に一度メンテナンスを行うのが望ましいでしょう。
セメントを主成分としたセメント瓦は、粘土瓦より安価なため一時期よく使われていました。
セメント瓦は、表面を塗装して仕上げていますが、経年劣化で塗膜が劣化すると水を吸収してしまうようになります。
吸水することで瓦の耐久性自体も下がってしまいます。
そのため、セメント瓦の場合は定期的に塗装を行う必要があります。
およそ15~20年に一度塗装メンテナンスを行うのが望ましいです。
また、漆喰や防水紙も粘土瓦と同じく定期的なメンテナンスが必要となります。
割れてしまった場合も、粘土瓦と同じく瓦の差し替えが必要となるでしょう。
瓦自体の耐久性は高いですが、定期的なメンテナンスは必要となります。
屋根の状態をよく見て適切なメンテナンスを行うことが重要です。
特に、台風や大雪などの際は瓦が割れてしまう可能性があるため、よく確認しましょう。
家づくりの際、屋根の種類やメンテナンスについて疑問や不安のある方は、ぜひ一度住宅の専門家に相談してみてくださいね。
建房では、お施主様の要望を盛り込んだ家づくりができるよう、話し合いをしながら進めております。
また、困ったことや疑問などがございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください!
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