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「1階に子供部屋がある間取り」そのメリットとデメリットを解説
家の間取りを考える際に、「一般的な間取り」というものがあります。
「1階に家族が集まるリビングがあり、2階に子供部屋や寝室を作る」というのが一般的な間取りです。
しかし、土地の広さや建物の動線など様々な理由から「2階にリビング、1階に子供部屋」という間取りになることもあります。
このような間取りは生活しやすいのか疑問に思われるかもしれません。
そこでこの記事では、1階に子供部屋を作る間取りのメリットとデメリットをご紹介します。
狭小地の場合、周囲に建物があると1階の日当たりが悪くなることがあります。
その場合、2階にリビングを作ることでリビングの日当たりを良くすることができます。
また、2階リビングは窓を開けても通行人の視線が気になることもなく、プライバシーが確保できるというメリットもあります。
窓を開けて開放的な空間で食事を取ることができ、明るいリビングになるでしょう。
家族が自然とリビングに集まりやすくなり、家族間のコミュニケーションも取りやすくなるかもしれませんね。
子供部屋を1階に作ることで、リビングに付随してキッチンや浴室、洗面なども2階に作るという間取りが多くなります。
2階に水回りを集約することで、洗濯の動線が良くなり家事が楽になるというメリットがあります。
浴室で出た洗濯物をそのまま洗濯し、日当たりのいい2階のベランダにそのまま干すことができるのです。
水を含んだ重たい洗濯物を2階まで持って上がるという手間がなくなるため、洗濯の負担は大きく減るでしょう。
家族が集まるリビングが2階にあり、1階に子供部屋があると、子供が帰宅したらリビングを通らず直接子供部屋に入れてしまいます。
そのため子供とのコミュニケーションが減ってしまうという懸念があります。
特に思春期になると、子供が親の目に届かず外出できてしまい、子供の様子を見守ることが難しくなるかもしれません。
そのため、子供が小さなうちからリビングで勉強するのを見てあげたり、子供部屋にゲームを置かないといった対策でコミュニケーションを取りやすくするといった工夫をしている家庭もあります。
生活スタイルを工夫することで、コミュニケーション不足は解消することができるでしょう。
生活の中心であるリビングやキッチンが2階にあると、買い物してきた物を2階まで運ぶのが大変になるというデメリットがあります。
特にお米や水など、頻繁に購入するもので重量があるものは毎回階段を通って運ぶのは負担になるかもしれません。
注文住宅の間取りは、様々な点を考慮して計画する必要があります。
土地の形状や間取り計画上、1階に子供部屋を作るのがベストな間取りになることもあるでしょう。
間取りは、自分たちのライフスタイルや家族構成によって適したプランが変わってきます。
自分たちにぴったりの間取りの家を建てたいと思ったら、プロに相談するのが一番です。
家の間取りについて不安や疑問があれば、ぜひ一度住宅の専門家に相談してみてくださいね。
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