ベタ基礎と布基礎はどっちがいい?大切な家の基礎の話 | 岡山で注文住宅のかっこいいデザイン・設計施工なら建房
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ベタ基礎と布基礎はどっちがいい?大切な家の基礎の話

住宅の基礎は、家ができてしまうと見えなくなる部分ではあります。ですが、家の基礎は家を支える部分ですのでとても大切です。基礎の構造は床下の環境に大きく影響します。
床下に湿気が充満してしまうと、基礎の劣化や木材の腐敗、シロアリの発生などにつながってしまいます。そのため、基礎をしっかり施工し床下の環境をよくすることが重要なのです。

基礎には種類があります。「ベタ基礎」や「布基礎」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。

この記事では、基礎の構造やベタ基礎・布基礎それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

ベタ基礎とは

ベタ基礎は、建物の底一面を鉄筋コンクリートで支える構造の基礎です。一体化したコンクリートで、点ではなく面で建物を支えるため、耐震性が高いというメリットがあります。さらに、地面をコンクリートで覆うため、地面からの湿気が建物に伝わりにくくなります。

そのため、湿気により建物の劣化や木材の腐食が起こりにくく、またシロアリ被害も防ぎやすいというメリットがあります。これらのメリットから、現在ではベタ基礎が主流となっています。

ただし、コンクリートと鉄筋の使用量が多くなるため、布基礎に比べコストがかかるというデメリットがあります。

布基礎とは

布基礎は、逆T字型の鉄筋コンクリートを地面に埋め込む形で施工する基礎です。面で支えるベタ基礎と違い、布基礎は点で建物を支える構造になります。
ベタ基礎と比べ、地面からの湿気が建物に伝わりやすいため、放湿シートや乾燥砂を使うといった対策が必要になります。

布基礎のメリットは、ベタ基礎に比べコストを抑えられることです。

まとめ

ベタ基礎と布基礎のどちらが適しているかは、住宅の構造や土地の地盤状況によっても異なります。布基礎よりもベタ基礎のほうが、耐震性や防湿性などの面で優れていますが、適切に地盤改良が行われている土地であれば、布基礎でも問題ないこともあります。

基礎は家が建ってしまうと見えない部分ではありますが、建物を支える大切な部分です。家の基礎について気になることがあれば、ぜひ住宅の専門家に相談してみてくださいね。

 

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