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意外とたくさんある照明の種類。部屋にぴったりの照明を選ぼう
照明は、部屋の雰囲気を決める大切なものです。
インテリア性だけでなく、部屋の居心地や作業のしやすさなど、様々なことに影響します。
照明の種類によって人間に与える影響も違うため、部屋の広さや用途に合わせて選ぶ必要があります。
この記事では、照明の種類について解説します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
白熱灯は、フィラメントとそれを覆うガラス、電気を流すためのソケットからなり、フィラメントに電流を流すことによって発光します。
演色性が高く、食事を美味しそうに見せてくれます。
価格が安く初期コストは安いですが、寿命は1000〜2000時間と他の照明器具に比べ短いのがデメリット。
そのため、トータルで見ると価格は高くなります。
消費電力が高いため、省エネが重要視される現在は使われることが少なくなってきています。
蛍光灯は、紫外線を発生させガラスの管の内側に塗った蛍光塗料に反応させて光らせる照明器具です。
寿命は6,000〜13,000時間と、白熱灯に比べかなり長くなっています。
家庭用から業務用まで幅広く使われています。
長寿命な蛍光灯ですが、オンオフを繰り返すたびに寿命が1時間短くなると言われています。
そのため、頻繁にオンオフを繰りかえすトイレなどの場所には不向きです。
また、点灯してから一番明るい状態になるまで数分間かかるため、そういった意味でも短い時間の使用となるトイレなどには向かないでしょう。
LEDとは、Light Emitting Diodeの頭文字で発光ダイオードとも呼ばれています。
白熱球、蛍光灯に続く次世代光源として注目され、その最大の特徴は超長寿命と低消費電力です。
寿命は20,000〜40,000時間と蛍光灯と比べても非常に長く、長持ちします。
また、消費電力が少ないため電気代を抑えることもでき、省エネにもなります。
赤・青・緑の光の三原色を基本に様々な色を作り出すことができるため、照明だけではなくイルミネーションなどにも広く使用されています。
デメリットは蛍光灯より価格が高いこと。
ですが、照明器具の寸法や口径が合えば、今まで蛍光灯を使用していた場所にそのままLEDランプを付け替えることができます。
また、LEDランプは他の照明が発する赤外線・紫外線を発しないため、絵画などの美術品が劣化しないと言われています。
リビングに絵画を飾りたい場合などは、LEDランプが適しているでしょう。
照明器具は、照明方法の種類だけでなく色の種類もあります。
ここでは、主な3種類の照明の色についてご紹介します。
あたたかみのあるオレンジがかった暖色性の光の色です。
暖色の光には人間をリラックスさせる効果があるため、ゆっくり過ごしたいリビングや、寝室に向いています。
料理を美味しく見せてくれる効果もあるため、ダイニングにも適しています。
反対に、集中力が必要となる勉強スペースやワークスペースには向いていません。
太陽光の光の色に一番近いとされている昼白色。
自然な光なので、どんな部屋にも合い、一番使いやすい照明の色と言えるでしょう。
太陽光に近いため、洋服やメイクが「家の中で見るのと外で見るのとで印象が違う」ということが少ないです。
そのため服を選ぶ場所やメイクをする場所におすすめです。
昼光色は青白い寒色系の色の光です。
青白い光には人間を覚醒させ、集中力を高める効果があると言われています。
そのため、勉強スペースやワークスペースにおすすめ。
反対に、リラックスしたい場所であるリビングや寝室には向きません。
照明には様々な種類があるため、部屋の用途によって選ぶ必要があります。
照明によってお部屋の雰囲気や過ごしやすさも変わります。
どんな照明を選んだらいいか迷われる方は、ぜひ一度住宅の専門家に相談してみてくださいね。
建房では、お施主様の要望を盛り込んだ家づくりができるよう、話し合いをしながら進めております。
また、困ったことや疑問などがございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください!
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