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実は危険?食洗機の休眠期間に注意
ビルトイン食洗機は、注文住宅において人気の設備のひとつです。
家事の時短になるため、導入したいと考えられる方も多いのではないでしょうか。
そんな食洗機ですが、実は使わない期間が長くなると危険があるのをご存知でしょうか。
今回は、あまり知られていない食洗機の注意点についてご紹介します。
便利な食洗機ですが、洗う食器の量が少ない場合などは、食洗機を使わずに手洗いで済ませてしまうこともあるでしょう。
家族の人数が少なく、食器を溜めるのが嫌でこまめに洗うという場合、そんなに頻繁に食洗機を使わないということもあるかもしれません。
しかし、食洗機は長く使わずに置いておくと、思わぬトラブルが発生する可能性があります。
食洗機を長期間使わずに置いておくと、内部が乾燥してしまい、乾燥によってゴムパッキンなどの劣化が進んでしまう可能性があります。
また、内部に残った水分が蒸発せずに長期間そのままにされると、食洗機の内部でカビや雑菌が発生し、異臭の原因となることもあります。
食洗機の使用頻度が低いと、配管内に水垢やカルシウムが蓄積し、詰まりの原因となることがあります。
特に硬水の地域に住んでいる場合、注意が必要です。
長期間動かさない状態が続くと、ポンプやモーターなどの機械部品が固着したり、潤滑油が劣化したりしてしまう可能性もあります。
長期間使わない場合のトラブルを防ぐためには、以下のような対策を行いましょう。
食洗機を使わない場合でも、月に1~2回程度、洗剤を少量入れて空運転することをおすすめします。
そうすることで、内部の洗浄と乾燥を行うことができ、また機械部品の動作確認もできます。
使用後は必ず内部の水分を拭き取り、ドアを開けてしっかり乾燥させることが大切です。
特に長期間使用しない場合は念入りに清掃し、完全に乾燥させた状態にしておきましょう。
長期間使用しない場合は、可能であれば水抜きを行い、内部に乾燥剤を置いておくとよいでしょう。
そうすることで、内部にカビや雑菌が繁殖するのを防ぐことができます。
せっかく食洗機を設置するなら、効果的に使いたいですよね。
食洗機は、できれば毎日使用するのが理想的です。
毎日使用することで、内部の乾燥を防ぎ、機械部品の動作も維持することができます。
例えば、朝食後に前日の夕食の食器と合わせて洗うなど、工夫次第で毎日使用することができるかもしれません。
ライフスタイルに合わせて使い方を工夫してみてくださいね。
食洗機は長期間使用しないで置いておくと、思わぬトラブルを起こすかもしれません。
理想は毎日使用することで、内部の乾燥を防ぎ、機械部品の動作確認をすることです。
食洗機の洗濯や設置方法、メンテナンス方法など、わからないことや不安な点があれば、ぜひ住宅の専門家に相談してみてくださいね。
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