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限られたスペースを有効活用できる「つり下げ引き込み戸」の魅力
家づくりの際は、限られたスペースを有効活用したいと誰もが思うものです。
そんな時は、間取りや家具の配置だけではなく、扉のデザインにも注目してみてください。
特に狭小住宅の場合、開口部をどのようにデザインするかは空間を広く感じさせるためのカギとなります。
そこでおすすめなのが、「つり下げ引き込み戸」です。
つり下げ引き込み戸とは、扉を上部のレールで吊るし、横にスライドさせて壁内に収納するタイプの引き戸のことです。
今回は、つり下げ引き込み戸の特徴とそのメリットについてご紹介します。
一般的な開き戸の場合、開閉時にドアの前に一定のスペースが必要です。
特に狭小住宅の場合、このドアの開閉スペースが必要なことによって家具の配置や家の使い勝手に影響を与えることがあります。
しかし、つり下げ引き込み戸であれば、ドアを開閉する際には扉が壁の中にすっきりと収まるため、この開閉スペースは不要になります。
ドアの周囲に物をおいても開閉の邪魔にならず、壁際まで家具を置くことが可能となるのです。
そのため、限られたスペースの中でも収納やインテリアの自由度が高くなり、より多くの空間を有効活用できます。
特にリビングやダイニング、寝室では部屋のレイアウトが広がり、無駄のない空間にすることができるでしょう。
つり下げ引き込み戸の大きな特徴として、床に溝やレールがないことが挙げられます。
通常の引き戸の場合は床に溝があり、その部分にはどうしてもほこりやゴミが溜まりやすく、こまめに掃除する必要があります。
しかしつり下げ引き込み戸の場合、レールは天井のみで床にはレールや溝がないため、ホコリが溜まる心配がありません。
また、扉が天井から吊り下がっている構造上、床とドアの接触部分が少なく、ほこりが溜まりにくいのもメリットです。
掃除機をかける際もスムーズで、室内を清潔な状態に保ちやすくなります。
通常の引き戸の場合、開いていても部屋の一部が閉ざされてしまうため、空間に圧迫感を与えることがあります。
その点、つり下げ引き込み戸は開けたときに扉が完全に壁の中に収納されるため、空間がひとつながりになったように感じられます。
部屋全体が広く見え、開放感を得ることができるでしょう。
特に狭小住宅の場合、この視覚的効果は空間を広く見せるために非常におすすめの工夫です。
つり下げ引き込み戸は、空間を有効活用でき、さらに部屋を広く見せることができるアイデアです。
家具の配置の自由度が高くなり、日々のお掃除も楽になりますよ。
家づくりの際にはぜひ取り入れることを検討してみてくださいね。
家の間取りや設計についてお悩みの方は、ぜひ住宅の専門家にご相談ください。
建房では、お施主様の要望を盛り込んだ家づくりができるよう、話し合いをしながら進めております。
また、困ったことや疑問などがございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください!
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