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入浴中の換気扇使用はNG?結露を防ぐための正しい換気方法って?
お風呂の換気扇には、湿気やカビを防ぐという重要な役割があります。
しかし、入浴中に換気扇を使うと逆によくない影響を与えてしまうことがあるのをご存知でしょうか。
今回は、入浴中に換気扇を使用しないほうがよい理由と、その対策についてご紹介します。
入浴中に換気扇使用を避けるべき理由は主に2つあります。
1つ目は結露が発生してしまうこと、2つ目は浴室内の気温が下がってしまうことです。
どちらもお風呂の快適性や衛生面に影響を与えてしまうため、正しい使い方を知っておくことが大切です。
入浴中に換気扇を使用すると浴室内の湿気を外に排出しようとしますが、外気温が低い場合は冷たい空気が浴室内に流れ込むことになります。
この冷たい空気が湿気と結びつくと、浴室内の窓や壁に結露が発生する原因となるのです。
特に冬場は外気温が低いため、結露が発生しやすくなります。
窓や壁に結露が発生するとカビや腐食の原因となってしまうため、注意が必要です。
入浴中に換気扇を使うと、浴室内の温かい空気と冷たい外気が入れ替わってしまうことで、浴室内の温度が急激に下がってしまいます。
浴室内の温度が下がると、体感温度が下がり、寒さを感じやすくなります。
また、温かいお湯で体を温めようと思っても、浴室全体が冷めているとせっかくの温浴効果も損なわれてしまうでしょう。
入浴中の換気がNGということは、いつ換気をすればよいのでしょうか。
その答えは「入浴後」です。
入浴後は、浴室内に大量の湿気が残っています。
この湿気を早急に外に排出するためには、入浴後にすぐ換気扇をつけるのが最適です。
入浴後はすぐに換気扇をオンにして、湿気が外に排出されるようにしましょう。
浴室内の湿気を効果的に排出し、結露やカビの発生を防ぐことができます。
浴室内の湿気をしっかり管理するためには、入浴後だけでなく、入浴時以外は常に換気扇をつけておくことが望ましいです。
そうすることで、湿気が浴室内に溜まることなく効果的に排出され、結果として浴室内のカビの発生を抑えることができます。
また、換気扇をつけて常に湿気を排出しておくことで、湿気が溜まりにくく、浴室が常に快適な状態に保たれます。
入浴後を含め、家全体で常に換気が行われる環境を作ることが、理想的な湿気管理に繋がります。
入浴中に換気扇をつけると、結露を引き起こしたり浴室内の温度を下げてしまったりと良くない環境をつくる原因になってしまいます。
入浴後に換気を開始し、常に換気扇をつけておくことで、効果的に湿気を排出しカビや結露を防ぐことができます。
また、換気扇の選び方や設置場所にも気を配ることで、より快適な浴室環境がつくれるでしょう。
適切な換気設備を備えた快適な浴室を計画したいと言う方は、ぜひ住宅の専門家に相談してみてくださいね。
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