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便利に使える!ロフトの種類とは?設計の注意点も解説
ロフトは、限られたスペースを有効活用できるアイデアです。
特に都市部などの狭小地や、スペースの問題で収納が十分に取れない住宅にとって、ロフトはその解決策となります。
しかし、一言でロフトといっても、ロフトはその高さによって向いている用途が異なります。
そこで今回は、ロフトの高さの種類、またロフトを設計する際の注意点についてご紹介します。
ミッドロフトは、床からロフトの床面までの高さが1.2~1.5m程度の高さのロフトです。
この高さは大人が立つには低すぎますが、子供であれば頭を打たずに立つことができます。
そのため、子供が遊ぶスペースとしてや、収納としての用途に適しています。
また、寝て過ごす寝室としても利用できるでしょう。
ミッドロフトのメリットは、天井の高さが低い部屋でも設置可能であることです。
また、比較的簡単に設置できるのもメリットです。
反対にデメリットは、大人が使用する際には屈む必要があること、大きな家具は置くことができないことです。
ハイロフトは、床からロフトの床面までの高さが1.8~2.2m程度の高さのロフトです。
この高さがあれば大人でも立って利用することができるため、寝室だけでなくワークスペースやリビングなどとしても利用できるでしょう。
ハイロフトのメリットは、高さがあるため多目的に利用できることです。
様々な用途に有効活用できるでしょう。
反対にデメリットは、設置に専門的な知識や技術が必要となることです。
ロフトに登るためには、階段または梯子が必要となります。
そこで最も大切なのが、安全性と使いやすさを考慮することです。
特に子供や高齢者が使用する場合は、転倒など思わぬ怪我に繋がらないよう、手すりや滑り止めを設置する、安全な角度と幅を確保する、といった安全対策が必須です。
また、梯子の場合は取り外し可能かどうかも大事な要素です。
取り外しが可能な場合、ハシゴを取り付けたり外したりする手間はかかりますが、使わないときは外しておけるため、小さな子供が勝手に登ってしまうような心配がありません。
ロフトは部屋の上部に位置するため、照明と通風の確保はしっかりと設計しておきましょう。
具体的には下記のポイントに注意しましょう。
ロフトを設計する場合、用途に合わせた耐荷重設計が必要不可欠です。
特に大型家具を置いたり複数人が利用したりすることが想定される場合、十分な重さに耐えられるよう設計してくことが大切です。
今回は、ロフトの種類と設計上の注意点についてご紹介しました。
用途に合わせた理想的なロフトの設計には、専門的な知識が必要です。
ロフトの設計を検討している場合は、ぜひ住宅の専門家に相談してみてくださいね。
建房では、お施主様の要望を盛り込んだ家づくりができるよう、話し合いをしながら進めております。
また、困ったことや疑問などがございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください!
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