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防犯砂利の効果範囲とは?効果的な場所と敷き方をご紹介
住宅を建てる場合、防犯対策についてきちんと考えておくことは非常に重要です。
住宅の防犯対策として手軽に取り入れられるおすすめの方法のひとつが「防犯砂利を敷くこと」です。
防犯砂利は歩くと音が鳴る砂利で、足音が響くことにより侵入者に警告を与えるものです。
しかし、実際にどの範囲にどれくらいの量を敷けば効果的なのか、家を建てる前ではなかなかイメージしにくいかもしれません。
そこで今回は、防犯砂利を敷く場所のポイントや、防犯砂利を敷く際の注意点についてご紹介します。
防犯砂利は侵入者を防ぐことが目的なので、主に侵入経路となる場所や家の死角となる場所に敷くことで、その効果を最大限に発揮できます。
具体的にどのような場所に敷けばよいか、そのポイントをご紹介します。
防犯対策を考えるうえで最も重要なのが、玄関や勝手口付近です。
これらの場所は侵入者の侵入経路となりやすく最も狙われる場所であるため、まずはこの場所に防犯砂利を敷くことを検討しましょう。
特に玄関は外から見えやすい位置にあることが多いので、防犯意識の高さのアピールにもなるでしょう。
窓の周りや家の裏側も侵入経路となりやすい場所です。
窓の周囲に防犯砂利を敷いておけば、窓を開けて侵入しようとする際に音が鳴るため、警戒心を抱かせることができるでしょう。
また、家の裏側などから侵入者が近づいてきた際も、音が鳴り素早く気づくことができます。
家全体の外周や塀の周辺に防犯砂利を敷くことで、家の周囲のどこから侵入者が狙ってきても守ることができます。
塀やフェンスの下に砂利を敷いておくことで、侵入者が塀を乗り越えたときに音が鳴りやすく、警戒心を抱かせるとともに家の中からでも侵入者にいち早く気づくことができます。
防犯砂利はただ敷けばよいというわけではありません。
その効果を最大限に発揮するためには、いくつかの注意点があります。
防犯砂利には様々なサイズのものがあります。
大きめの砂利を使うと、音はしっかりと鳴らすことができますが、日常生活において足元が安定しにくく歩きづらさを感じるかもしれません。
反対に小さめの砂利は、足元が安定しやすく歩きやすいですが、音の効果がやや弱くなります。
音がしっかり鳴りつつ、見た目や歩きやすさにも違和感がないサイズ感のものを選びましょう。
防犯砂利を敷く厚さも、防犯砂利の効果を左右します。
砂利が薄すぎると音が鳴りづらく、防犯砂利の効果を最大限発揮できません。
逆に厚く敷きすぎると、歩きづらさを感じてしまう可能性があります。
目安として、3~5cm程度の厚さを目安に敷くと、防犯砂利の効果を発揮しつつ歩きやすさも確保できるでしょう。
砂利は経年劣化してしまうため、定期的なメンテナンスが必要となります。
砂利が汚れたりすり減ったりすると、音がしっかりと鳴らなくなってしまう可能性があります。
また、汚れが目立ったり雨や風で散らばったりすると、見た目も悪くなってしまいます。
砂利の配置がずれた場合や汚れが目立ってきた場合には、適切に整え直しましょう。
防犯砂利は、侵入者を防ぐための有効な手段のひとつです。
玄関や裏庭、塀の周囲など、侵入経路となりやすい場所に敷くことでその効果を発揮できます。
防犯砂利を敷く際は、砂利のサイズや厚さ、定期的なメンテナンスなどのポイントに注意し、最大限の防犯効果が得られようにしましょう。
防犯砂利に限らず、防犯対策をしっかり考えた家づくりがしたい方は、ぜひ住宅の専門家に相談してみてくださいね。
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