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事前に要チェック!日当たりの良い土地の見極め方
家を建てる際、多くの人が重視するポイントに「日当たり」があります。
明るい土地で快適な住環境を確保することは、家族の健康や暮らしやすさにも直結します。
しかし、実際に土地を選ぶ際、どのように日当たりの良し悪しを判断すればいいかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、土地の日照条件をチェックする際のポイントについてご紹介します。
日当たりは、時間帯によって大きく変化します。
そのため、購入を検討している土地がある場合、午前・正午・午後の最低3回は現地を訪れてみることをおすすめします。
また、季節によっても太陽の位置が変わるため、可能であれば異なる季節にチェックするのもいいでしょう。
特に注意すべきなのは、冬場の日当たりです。
冬は太陽の角度が低くなるため、夏に比べ日当たりが悪くなる可能性があります。
冬場でも十分な日照を確保できるか確認できると安心です。
日当たりを左右する大きな条件のひとつに、周囲の建物の高さや配置があります。
特に、土地の南側に高い建物があると、日陰になってしまう可能性が高くなります。
また、土地自体が低地にある場合、周囲の建物や山の影になり、思ったほど日当たりが良くない場合もあるでしょう。
ポイントとしては、周囲の建物の高さを見て、太陽がどれくらい遮られるかを予測することです。
可能であれば、同じエリアに建っている住宅の様子をチェックしてみるのもおすすめです。
近年では、日照シミュレーション技術を使い、土地ごとの日当たりを詳しく調査する方法もあります。
不動産会社や建築会社によっては、過去の日照データやシミュレーションソフトを使って年間を通じた日当たりを分析できることもあるので、相談してみるとよいでしょう。
また、「日照時間マップ」を提供している自治体もあるため、役所の都市計画課などに問い合わせてみるのもひとつの方法です。
道路の位置や幅も日当たりに影響を与えます。
一般的には、道路が南側にある土地のほうが日当たりは良好になりやすいと言われています。
逆に北側に道路がある場合、家の前に建物がくるため、日照が遮られる可能性があります。
また、道路の幅も重要です。
前面道路が広いと、その分向かいの建物との距離が開くため、比較的日当たりが良くなりやすいです。
現在は日当たりが良い土地であっても、将来的に大型マンションや商業施設が建設されることで日照が遮られるという可能性もあります。
これを避けるためには、不動産会社や市役所などで都市計画を確認し、将来的に周辺に大きな建築物が建つ予定がないかを確認しておくのがおすすめです。
日当たりが良い土地を見極めるには、さまざまなポイントをチェックする必要があります。
今回ご紹介したポイントを確認することで、土地の日当たりをある程度予測することができるでしょう。
後悔しない土地選びをするためには、ぜひ住宅の専門家に相談してみてくださいね。
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