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外構工事はいつやるべき?ベストなタイミングとは?
家づくりを進める中で、つい後回しにしがちなのが「外構工事」のスケジュールです。
しかし、外構は家の外観や使い勝手にも関わる部分だからこそ、適切なタイミングで進めることが重要です。
「引越し後に考えよう」などと後回しにしていると、工事のタイミングを逃してしまうことも。
そうならないためには、ある程度前もってスケジュールを考えておくのがおすすめです。
今回は、外構工事のスケジュールの考え方とポイントについてご紹介します。
外構工事のタイミングのパターンは、大きく分けて「建築工事と同時進行」「引き渡し直後」「引越し後しばらくしてから」の3つがあります。
それぞれメリット・デメリットがありますので、自分たちにはどのタイミングがよいか考えてみてくださいね。
建物の基礎工事と並行して外構工事を進める方法です。
同時進行で行うには、基礎工事を行う段階で外構プランも決めておく必要があります。
建築工事と共同して進められるため、時間と手間を省くことができます。
・駐車場やアプローチが引っ越しと同時に使える
・追加の工事費用がかかりにくい
・全体のデザインに統一感を持たせやすい
・事前に費用をまとめて準備する必要がある
・施工スケジュールがタイトになる可能性がある
建物が完成したあと、引き渡し前直後に外構工事に着手する方法です。
住み始める前に外構を仕上げられるため、生活と工事がバッティングしないのがメリットです。
・外構完成後すぐにつかえるため、快適に引越しができる
・建築工事と同時進行ではないため、スムーズに施工ができる
・引っ越しのタイミングが少しズレる可能性がある
・施工のタイミングによっては工事音が気になることもある
引越して生活をしながら、必要な部分を明確にしてから外構工事を行う方法です。
実際に住んでみて「駐車場スペースはこのくらい欲しい」などの具体的な要望をプランに落とし込むことが可能です。
・ライフスタイルに合わせた外構計画が可能になる
・予算に余裕をもたせながら進められる
・外構が未完成の状態で生活をスタートさせることになる
・追加工事のため別途手間がかかる可能性がある
外構の計画は、家の設計段階から一緒に考え始めるのが理想的です。
駐車スペースや庭の配置、フェンスや玄関アプローチなどのデザインを決めておくことで、あとから「思っていたものと違う」という後悔を防ぐことができるでしょう。
外構工事の費用は、内容によって50万円~300万円ほどと大きく変わります。
予算オーバーを避けるためにも、まずは優先順位をはっきりさせ、不必要なコストを抑える工夫をするのがおすすめです。
見た目のデザインだけでなく、防犯性や使い勝手なども考えて計画を立てましょう。
例えば、小さなお子さんがいるご家庭では、飛び出しを防ぐためのフェンスや安全な遊び場所を確保することも重要です。
外から適度に視線を遮ることができるか、反対に侵入者の隠れ場所となるような死角がないかといったことも考慮する必要があります。
外構工事は、雨が多い季節や厳冬期を避けるのが理想です。
降雨が続くと地盤がゆるみ、コンクリートの施工に影響を与えることがあるためです。
春や秋などの、比較的天候が安定した時期に施工できるとベストと言えるでしょう。
外構工事のタイミングは、家の完成後の利便性やデザインに大きく影響を与えます。
建築工事と同時に進めるか、引き渡し後に行うか、ライフスタイルやそれぞれのメリット・デメリットを考慮しつつ最適なタイミングに行うとよいでしょう。
また、メンテナンスの手間を減らし、住みやすさを向上させる工夫を取り入れることも重要です。
外構計画でお悩みの方は、ぜひ一度注文住宅のプロに相談してみてくださいね。
建房では、お施主様の要望を盛り込んだ家づくりができるよう、話し合いをしながら進めております。
また、困ったことや疑問などがございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください!
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