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マイホームのデザインを大きく左右する外壁を住宅のプロが評価
こんにちは、倉敷・岡山で建築家とおしゃれな家づくりをしている建房の小川です。
今回のブログは大切なお家を雨風から守る大切な役割とお家のデザインに大きく関係する外壁のお話の第2段です!
外壁には様々な種類があります。デザインが良いもの・コスト・機能性・耐久性・メンテナンス性などすべての項目で100点を取れる外壁は残念ながらありません。
そこで今回は外壁の種類別にメリットとデメリットを前回より少し踏み込んでお話したいと思います。
建房でよく採用いただいている外壁をいくつかご紹介しながらメリットとデメリットを5段階で評価していきたいと思います。※若干の主観が含まれますのであしからず。
※写真はクリックで大きくなります。
外壁全体にガルバリウム鋼板を採用されたお家 一階の一部に黒いガルバリウム鋼板を採用されたお家
デザイン ★★★★☆ 好みにもよりますが、スタイリッシュでかっこよく仕上がります。
コスト ★★★☆☆ 窯業系に比べると若干高くなる。
耐久性 ★★★★★ 耐久性が高くメーカーによっては20年~30年の塗膜保証有!
メンテナンス性 ★★★★★ コーティングしてある商品もあり、比較的手間いらずです。
アクセントとして、部分的に採用するも良し、全体に採用しスタイリッシュに仕上げるも良しの外壁材です。
※ガルバリウム鋼板とは、鉄合金の板にアルミニウム55%、亜鉛43.4%、ケイ素(シリコン)1.6%の比率で出来たメッキ加工を施したものです。(ちなみに亜鉛だけでメッキしているのがトタンです)
広範囲に木製サイディングを採用されたお家 軒天にワンポイントで木製サイディング!
デザイン ★★★★★ ワンポイントで使うことで、デザイン性up
コスト ★★☆☆☆ 天然素材ということもあり、コストは少し高い
耐久性 ★★★☆☆ 天然素材の為、使う場所やメンテナンスによっては傷みやすい
メンテナンス性 ★★☆☆☆ メンテナンスは必須。メンテナンス次第では、見た目、耐久性を大幅に維持することが可能。
デザイン性は抜群に良いのですが、コストと、メンテナンスを考慮して玄関回りなどにアクセントでの採用をオススメしてます。
※建房では、主にウイルウォール(ウエスタンレッドシダー)を使用しています。
窯業系サイディングをツートンで採用されたお家 白い窯業系サイディング
デザイン ★★★★☆ 色やデザインがたくさんあるため、好みの物チョイス可能!
コスト ★★★★★ サイディングの中では比較的安価
耐久性 ★★★★☆ サイディング部より、継ぎ目のコーキングの割れなどに注意が必要!
メンテナンス性 ★★★★★ 表面にコーティングされている物も多くメンテナンスは比較的にラク。
トータルバランスが良く採用率の高い外壁材ですが、色やデザインを一歩間違えると一気に残念な仕上がりになることもありますので、ぜひ建築家の意見も参考にしてくださいね。
※窯業系サイディングはセメントと繊維を主な原料として板状に形成した外壁材です
モスグリーンの吹付塗装のお家
デザイン ★★★★★ 高級感もあり色の自由度も高い。
コスト ★★★★★ トータルコストを抑えることが可能 ※施工法、業者によっては高価になることもある。
耐久性 ★★★★☆ コーキングなどの継ぎ目がない分耐久性もよい。
メンテナンス性 ★★★☆☆ 色味にもよるが、少し汚れやすい傾向。
高級感をupさせるなら吹き付けの外壁がオススメ!色の選択しもかなりあります!
※吹き付けとは細かな砂利や砂などの骨材と、塗料を混ぜたものをコンプレッサーで吹き付ける方法です。
以上が建房でよく採用される外壁材についてのご説明をさせていただきました!
【プロからのアドバイス】
外壁材には、タイルやレンガ、石材など、他にもたくさんの種類や施工方法があり、それぞれにメリット、デメリットあります。ご自身の目的などを最大限に叶えるためにはデザイン性、耐久性、コストなど様々な知識が必要となってきます。
建房スタッフはお客様の一生に一度の買い物に対して後悔がないよう全力でサポートさせていただきます!
外壁について悩んでいる、詳しく知りたい方はお気軽に建房スタッフにお尋ねください!^^
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