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家具の配置で部屋の広さ・狭さの印象が変わる!
部屋は家具を置く前と置いた後で印象が全く異なります。
家具を置いていない部屋はとても広く見えます。
しかし、家具を配置するとその分部屋が狭く感じることもあるのではないでしょうか?
これは視覚効果が影響しており、家具の置き方次第では部屋を狭く見せることも広く見せることも可能です。
なので、せっかくなら部屋を広く見せたいですよね。
今回は、視覚効果を利用して部屋を広く見せる家具の配置方法を教えます。
部屋を広く見せるためのキーワードは以下の4つです。
部屋に置く家具は、部屋の面積の3分の1の占有率が理想的です。
これ以上家具が多いと圧迫感を覚え、逆に3分の1を下回ると物がなく不安に感じやすいといわれています。
まずは部屋の面積を確認し、3分の1を超えないように家具を選定してください。
選定した家具は配置が重要になります。
部屋の面積の3分の1程度を守って家具を選定しても、適当に並べると空間に余裕がなくなり、圧迫感が出ます。
家具はなるべくコーナーや一辺に配置し、床面が多く見えるようにすると室内が広く見えます。
また、部屋の中の動線も分かりやすくなるので室内を動きやすくなります。
部屋に入った時に正面の壁に背の高い家具を配置すると、実際の面積よりも部屋が狭く見えます。
これは、部屋に入った時の目線が無意識に部屋の奥に向かうことが原因です。
部屋を広く見せるのであれば、本棚やクローゼットといった背の高い家具は部屋に入って両サイドの一辺に置くようにしましょう。
また、部屋に入って正面の窓の手前には何も置かないようにして、窓から見える景色も部屋の中に取り込んで部屋を広く見せることをおすすめします。
さらに長方形の家具は長辺が部屋の奥に向かうように置くことで広く見えることができます。
壁・床の木目も長手方向に向かって設置することで面積が広く見えます。
さらに視覚効果を利用して部屋を広くするなら、目の錯覚を利用しましょう。
部屋の入り口近くには本棚やクローゼットなどの背の高い家具を置き、奥にはローテーブルなどの低い家具を配置することで部屋が広く見えます。
これは、脳が「近くにあるものは大きく見え、遠くにあるものは小さく見える」と認識させることで生じる目の錯覚です。
家具を選定する時も、背の高い家具を手前に置き、低い家具を奥に置くことを意識しながら選ぶと実際に家具を置いた時に空間をうまく活用できるでしょう。
色使いも部屋を広く見せるのにとても重要です。
部屋を広く見せたいのであれば、白系で家具や家電を統一させると部屋が広く見えます。
これは、白がインテリアカラーの中で明度が最も高いからです。
すでに濃い色の家具を持っている場合は、白い布を掛けるなどして白い家具として活用できます。
白系の家具で空間が単調になるのでは、と心配な方は、観葉植物を取り入れるとアクセントとなり部屋の中を引き締める効果が出てきます。
家具・家電の配置は、家のプランを検討する際に一緒に検討しておくと、実際に家具を配置する際にとても便利です。
本棚やテレビボードなど大きい家具は1度配置すると後で動かすのが大変ですので、ざっくりでも配置を検討すると良いでしょう。
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