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「こだわり」の家づくりをスムーズに進めるためのコツ~③着工後編
こんにちは。
倉敷・岡山で建築家とおしゃれで、カッコイイ注文住宅(デザイナーズ住宅)を建てている建房の中西です。
今回は、前回に続き、他とはちょっと違う「こだわり」の家をスムーズに建てるためのコツをお伝えさせていただきます。
前回までのブログで、こちらまで紹介してきました。今回は、着工後の段階におけるコツについてお話していきます。
前回のブログで、リラックスする場所にコンセントがあるといいですよとお伝えしました。くつろぎながらスマホやタブレットの充電ができるからですね。
ただ図面上で「ここにコンセントを作ろう」と思っていても、コンセントやスイッチの位置と数については家が建ったあとに後悔しやすい部分だといえます。要は、「もうちょっと位置をズラせば良かった」「ここにもコンセントがあれば良かった」というちょっとした“残念”につながりやすい部分なんですね。
その要因はやはり、図面上ではとくにコンセントやスイッチの「高さ」がわかりにくいから。ベッドに横になりながら電気を消すには、ちょっと位置が高かった。キッチンでミキサーを使うには、コンセントの位置はもうちょっと下のほうが便利だった……このように、思っていた位置とのズレが生じてしまいがちなのです。
このズレを避けるためには、着工後に現地で電気配線を確認する必要があります。
実際に家を建て始めると、図面上で思い描いていたイメージと異なるということは往々にして起こります。たとえば、寝室ができてくると「ベッドの位置はこっちのほうがいいな。」となり、「だったらコンセントはここにも必要だな。」と思い直すなど。着工後でも電気配線の位置は変えられますので、ぜひ変更できる期日までにチェックしてみてくださいね。
図面上で思い描いていたイメージと異なりやすいモノの一つに、壁紙も挙げられるでしょう。
「思い切ってここにはアクセントで柄の壁紙を!」と着工前に決めていたとしても、着工後、実際にアクセントクロスを貼る部分を見てみると、「ここ一面が柄だとうるさいだろうなぁ」「アクセントクロスは一部だけでいいかも」と考えが変わる方も多くいらっしゃいます。
壁紙の色や素材、柄は、家の印象を大きく変えるものです。もちろんお好みですから、奇抜な色や柄ものをチョイスされるのはいいのですが、実際に現地で壁紙を当ててみたとき。「イメージとは違う」ということが起きかねないということですね。
カーテンの種類や照明も、すべて家に合わせてチョイスできるという点は注文住宅の醍醐味の一つ。しかし壁紙と同様に、アクセントが強すぎるとアクセントがアクセントではなくなり、統一感に欠けてしまうことがあるものです。
弊社、建房の家はデザインが凝っている造りが多いので、あえてカーテンや照明はシンプルにされる方が多い傾向にあります。カタログなど見ていると目移りしてしまうものですが、やはり「イメージ通り」とするための秘訣は、現地を確認しながら他の部分との兼ね合いを見て微調整することだと思います。
今回、「こだわりの家づくり」をするときのコツということで連載させていただいていますが、こだわりが多すぎると統一感がでなかったり、ややガチャガチャ感が出てしまったりすることが起こります。そういう意味では、こだわりが強い方ほど着工後、現地でのイメージ確認はされたほうがいいと思います。言い換えれば、こだわりの家を建てたいという方はとくに、着工後も現地を随時、確認させてもらえる工務店・ハウスメーカーを選ばれるといいでしょう。
そしてどんな方でも、家を建てているときが最も不安もワクワクも大きいはず。他社さんではあまりやられていないかもしれませんが、建房では着工後、お客様に現地をご確認いただく機会を複数回、設けております。もちろん、それ以外でも気になるところがあれば担当者が現地に向かい、現場の状況説明をさせていただきますので、お気軽にご連絡いただければと思います。
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