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重要性が増すキッチンの収納。パントリーを使いこなそう!
近年では共働きの家庭が増えていることに伴い、買い物のスタイルも変化し、週末に食材をまとめ買いするという家庭も増えています。
そのため、キッチンには昔よりも高い収納力が求められるようになってきています。
家を建てるのは子育て世帯が多いため、子供の成長に伴って食べる量も増えることを考えると、キッチンの収納は将来を見越して余裕を持っておくことがおすすめです。
そんなキッチンの収納力を上げる方法としておすすめなのが、パントリーを設置すること。
今回は、使い勝手のよいパントリーの設置方法についてご紹介します。
パントリーは英語で「食品庫」を意味し、キッチンに隣接して作られる収納のことです。
まとめ買いした食材やレトルト食品・缶詰などの保存食の保管はもちろん、調理道具の置き場所としてや、ゴミ袋やティッシュなどのストックの保存場所としても便利です。
パントリーを設計する際は、何をどのように保管するのかある程度決めておくのがおすすめ。
例えば、米や飲料水、ビンなどの重たいものを保管するなら、棚の上ではなく下の方にそれらの置き場所を確保しておきましょう。
せっかくパントリーを作るなら、使い勝手のいいパントリーにしたいですよね。
パントリーの奥行きは、40cmほどあると収納力があって使いやすいと言われています。
これより奥行きが深くなると奥に置いたものが見えにくく、また取り出しにくくなってしまい、使い勝手が悪くなってしまうため注意しましょう。
棚板は数が多いほど収納力は増しますが、1段ごとの高さが低くなってしまうと収納できるものが限られてしまいます。
棚の高さを自由に変えられる可動棚が、使い勝手が良くおすすめです。
収納したいものに合わせて高さを変えられるため、もし収納するものが変わってもそれに合わせて棚の高さを変えることができます。
食材を保管するパントリーは、臭いが気になることがあります。
通常、収納には窓を設けないため、臭いがこもりやすくなってしまうのです。
特にパントリーの中にゴミ箱を設置する場合は、臭いが気になりやすいでしょう。
臭いがこもらないように風通しを良くしようと扉を開けておくと、臭いがリビングの方まで漂ってしまったり、冷暖房の効きが悪くなってしまうかもしれません。
そこで対策としておすすめなのが、パントリー内に換気扇を設置することです。
使いやすいパントリーを作るためには、家事動線を考えて設計することが大切です。
間取りの関係でパントリーをキッチンから離れた場所に設置してしまうと、キッチンからの距離が遠いことから使い勝手が悪くなってしまうかもしれません。
なるべくキッチンに隣接させることで使いやすいパントリーになるでしょう。
また、物の取り出しやすさも重要ですが、買ってきた食材のストックなどを収納しやすいことも重要です。
パントリーは、1畳ほどの狭いスペースであってもキッチンの収納力を上げることができます。
そのため、狭小住宅でもパントリーの施工は可能です。
使い勝手の良いパントリーにするためには、家事動線や収納するものの量などをあらかじめ想定しておくことが非常に重要です。
パントリーのある家にしたいと思われたら、ぜひ一度住宅の専門家に相談してみてくださいね。
建房では、お施主様の要望を盛り込んだ家づくりができるよう、話し合いをしながら進めております。
また、困ったことや疑問などがございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください!
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