和風住宅でよくある縁側には種類がある!奥深い縁側のお話 | 岡山で注文住宅のかっこいいデザイン・設計施工なら建房
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和風住宅でよくある縁側には種類がある!奥深い縁側のお話

縁側を設置するメリットは?

最近の住宅ではあまり見かけませんが、昔のドラマや田舎の家ではおばあちゃんやおじいちゃんが縁側に座ってお茶を飲んだり談笑をしたりする場面がよくあります。

そのように使われているイメージが多いからか、縁側には和やかでまったり、平和でのんびりとした印象を持つ方も少なくありません。

とはいえ、そもそも縁側にはどのような役割があるかご存知でしょうか?

上記のように談笑したり、のんびりと庭を眺めるという使い道もありますが、その他にも色々な用途が存在します。

  • 縁側の深さを利用して夏場の太陽の日差しを遮って室内を涼しくする
  • 太陽の位置が低い冬場は日差しを取り入れて室内を暖かくする

このように縁側は太陽の角度を意識して温度調整をする、という非常に重要な役割も担っています。

なので、縁側を設置することで家の中が自然的に温度調節がなされるというメリットがあります。

 

縁側の種類3つをご紹介

縁側には濡れ縁、くれ縁、落ち縁などいくつか種類がありますが、これらの違いはご存知でしょうか?

せっかくなのでここで簡単にご紹介致します。

濡れ縁(外縁)

側柱(建物の周囲に立っている柱のこと)の外に出ている縁側のことです。

建物の外側にあるため、雨に当たって濡れる場所でもあるため濡れ縁と呼ばれています。

くれ縁(内縁)

側柱や雨戸の内側にある縁側のことを言います。

雨に濡れないように囲われていますが、戸を開けることで風や日差しを取り入れることもできるタイプです。

落ち縁

室内の床よりも1段低い位置につくられた濡れ縁タイプの縁側です。

室内よりも床が低いため、雨や砂埃が室内に入りにくい工夫がされています。

他にも広縁や入側縁など、縁側には豊富な種類があります。

 

先人の知恵を現代にも活用

縁側は和風住宅にある人々の団欒スペースとしてだけでなく、季節の温度調節機能としての役割を果たしています。

これはまさに先人の知恵といえるのではないでしょうか。

最近では縁側を取り入れる人も少なくなっていますが、縁側のように温度調節ができる高気密高断熱住宅があります。

厳しい夏の猛暑や極端な冬の寒さを乗り越えるためにも、室内の熱をうまくコントロールできるような工夫は、今も昔も変わらず必要なことです。

1年を通して温度調節ができる機能を持った家を検討している方は、ぜひ建房までお問い合わせくださいね。

建房では、完成後のアフターフォローやお施主様の要望を盛り込んだ家づくりができるよう、話し合いをしながら進めております。

困ったことや疑問などがございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください!

 

 

 

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