バスケットコートがある家!土地~完成をリアルに紹介vol.4(建築家によるプランプレゼン) | 岡山で注文住宅のかっこいいデザイン・設計施工なら建房
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バスケットコートがある家!土地~完成をリアルに紹介vol.4(建築家によるプランプレゼン)

こんにちは、倉敷・岡山で建築家とおしゃれで、カッコイイ注文住宅(デザイナーズ住宅)を建てている建房の大森です。

 

今回も前回に引き続き、凄く細長い敷地にバスケットコートの有る家を建てられたK様が土地を探すところから夢を叶えるまでを出来るだけリアルな模様をご紹介させて頂きます。

 

前回ブログで、

【一味違う家づくりのヒアリングの順序】

【顕在だけではなく潜在もきちんとお聞き取りし後悔しない家づくり】

【建築家のヒアリング】

上記の内容を紹介しています。

前回のブログをご覧になられていない方はこちら⇒『バスケットコートがある家!土地~完成をリアルに紹介vol.3(建築家のヒアリング)』

また、今回のシリーズを初めからご覧になられていない方は

vol.1《土地探し編》

vol2《ヒアリング》

vol3《建築家のヒアリング》

からご覧いただき今回のブログを御覧ください。より内容をご理解いただけると思います。

 

それでは、今回【建築家によるプランプレゼン】をご紹介させて頂きます。

今回のvol4は、ボリューミーなので誠に勝手ながら二回に分けて記載させて頂きます。

 

目次

1:建築家の紹介

2:幻となった3つのラフプラン

3:プランプレゼン内容

4:ブログ作成者の紹介

 

 

《建築家の紹介》

先ずは、今回K様邸の設計をする建築家を紹介させて頂きます。

 

 

藤本 誠生先生は、建房でもお馴染みの建築家でK様邸で5邸目になります。実は建房のコンセプトハウスの設計も藤本先生です。

 

私もコンセプトハウスを含めて今回のK様邸で4邸目のタッグを組むカタチになりましてあくまで私個人の印象ですが『天才』という印象です。具体的には、この後お伝え出来ればと思っていますが、ウィークポイント?もお伝えしておきますとメチャメチャヒアリング(話)が長いです。

ウィークポイントと先程お伝えしましたがこれは、良い意味でもということです。それだけお施主様の潜在的なご要望を顕在化させることと言っても過言ではありません。ウィークポイントと申したのは話の脱線も多いからですがもしかしたらそれも藤本先生の狙いかもしれません。仮に狙いだったら私の想像を超える『天才』ですね。(笑)

ここで[建築家 藤本 誠生]が建房で手掛けた家はこちらです。

※タイトルをクリックでデザインページに移動できます

・コンセプトハウス

・片島の家

・長尾の家

・新庄の家

 

先ず、プランプレゼンの前に[ヒアリングからプレゼン]の間にスゴク重要なパートがあります。

それは、プラン作成です。実際にプレゼンをする前にそもそもプランをつくるという家づくりのプロセスの中でも最重要といっても過言では、ありません。ではそのプランはどうやって作られていくのか!?

 

《幻となった3つのラフプラン》

以前私のブログでもご紹介させていただきましたが、『岡山県南 A様:意思決定からプランプレゼンまでを大公開!vol.3「プランプレゼン」』建築家は、そのたった一つのプランに辿り着く為に約数十通りのプランを作りながらヒット&エラーを繰り返します。その中で今回は、藤本先生が私に打診をしてきた【3つのラフプラン】をご紹介させて頂きます。

☆因みにこちらのラフプランは、施主のK様も見られていないスゴク貴重なものと同時にある意味、幻となったプランになりますが、ただこのプランが無ければ今のプランも生まれていなかったのも事実です。

 

〈ラフプラン1〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらが一番初めに私に届いた〈ラフプラン1〉です。私の第一印象ですが、分かっていたことですが、メチャメチャ長い!!という印象で、目を引いたのが南側のエントランスから西にのびる

約13MのCORT(中庭)で且つCORTの南面は全部開口が無い外壁で、つまり敷地の南側の隣家の窓からの視線を気にしなくいい中庭というのが面白い。と同時に南側の隣家と生活スペースを

空けることによって南北が短い敷地にも関わらず採光(光を生活スペースに取り入れる)も考えられていてデザインの面白さだけでなく、理にかなったプランです。

この〈ラフプラン1〉で改善をした方が良いポイントが、上記で述べたCORTがそこまでの長さが必要なのか!?予算をもっと他にまわした方が屋内での生活が充実することとコストパフォーマンス的な観点からもCORTを少しミニマムにする方向になりました。

 

〈ラフプラン2〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に出てきた〈ラフプラン2〉です。〈ラフプラン1〉でのCORT部分を東西に分けてそれぞれに光の井戸(光を集めて光の溜まり)を作ってリビング部分に光を届けるというプランでコストも生活スペース部分に割り当てられて生活スペースの満足度は向上していいプランです。この〈ラフプラン2〉での問題点は、大きく2つあります。

ご主人さんがバスケを終えて(基本、汗だくをイメージ)西側のCORTから帰ってきてLDK部分を通らないと脱衣スペース・お風呂へアプローチが出来ない。

建築家が最初敷地の確認に行った時に敷地の特徴と建築をイメージした『東西を視覚的に繋げたい』というコンセプトから外れる(キッズルームが有るので)

上記の2点を考慮して次の〈ラフプラン3〉につながっていきます。

 

〈ラフプラン3〉

 

 

 

 

 

 

この〈ラフプラン3〉を見た時に私は、やはり建築家には勝てない!と思いまいした。これまでの問題点を解決するだけでなく居住スペースの満足度、動線、視線の抜け、パブリックスペースとプライベートスペースの空間の住み分け、光の入れ方をコストを加味しながらまとめる能力に舌を巻きました。

ただこのプランで私が気になった(実はプランを作った建築家本人も当然気付いていましたが)のは、〈ラフプラン2〉での問題点②の『東西を視覚的に繋げたい』を叶えれていない点でした。念のためにお伝えしておくと、この『東西を視覚的に繋げたい』というのは、施主の要望では無く、建築家と私だけの拘り部分で、言ってしまえば一見私たちの【自己満足】にも見えます。では何故に拘るのかは、それがこの敷地のポテンシャルだからです。

敷地のポテンシャルを最大限に引き出し、且つそれが施主の住み方の要望と建築が調和した時に想像を絶する相乗効果が生まれることをプロである建築家と私は経験上知っているから拘らずにはいられないからです。この拘り部分いかに解決したかをいよいよ【プランプレゼン】でご紹介させて頂きます。

 

《プランプレゼン》

いよいよプレゼンになります。K様はこの時をスゴク待ちに待ったと仰ってました。

プレゼン前のオープニングトークは、ヒアリング時の復習から始まり再度住まい方やご要望を再確認させて頂きました。

それでは、プレゼン開始です。

プレゼン資料①[図面]

・表紙

こちらはプレゼン図面の表紙になります。K様の開口一番は、『平屋だ!?』でした。そうこの時まで2階建てが普通に出てくるものと思われていました。一般的に平屋は割高と言われます。

その理由はいくつかありますが、代表的なものでいうと・基礎部分が2階建てに比べコストが約倍(総二階想定の場合)・屋根面積も2階建てに比べコストが約倍(総二階想定の場合)が代表的な

割高になる要素です。ただ逆に階段が不要やトイレも一か所で良い場合もあるのでコストダウンにつながることもあります。話を戻しましてここから怒涛の建築家:藤本誠生によるプレゼン開始です。このブログでは当然全てをお伝えすることは出来ませんので、それぞれのパートで完結にお伝え出来ればと思います。

・タイトルが『路地庭の家a Rojiniwa House』になります。上記の『東西を視覚的に繋げたい』という拘りの部分がしっかりとタイトルになっています。

・家は、勿論ですがバスケットコートまで表現されていて、お気づきになられるか分かりませんが、ちゃっかりNBAのスーパースターのM・ジョーダンがダンクを決めようとしています(笑)

ここも建築家の遊び心ですがK様はしっかり気付かれていました。

 

 

・配置図

 

敷地に対して家がどこに配置されているか、庭部分、駐車スペースのボリューム・レイアウトなどが上空から見てとれます。今回のK様の場合はバスケットコートの配置がスゴク重要になってます。そのバスケットコートと家との間に緩衝地として芝生のユーティリティスペースがあります。

そのスペースには、バスケット用品やお庭で使用する様々なものが収納出来る、外部倉庫があります。ここでまた少し脱線をしてしまいますが建房でもよくお客様から外部倉庫を置きたいとご要望を頂きます。その際一般的なポピュラーな外部倉庫は正直カッコよくないと言われることが少なくありません。

K様も例外ではなくそこでおススメさせて頂いたのが、ユーロ物置さんのコンテナっぽい物置をご提案させて頂きました。

[気にならる方はこちら]

少し無骨な感じが今回のバスケットコートの金網とマッチしていい感じです。

話しもそれましたので前半はここまでにさせて頂きます。次回は、【プランプレゼン】・平面図(間取り図)・立面図(外観図)【建築模型】をお届けさせて頂きます。

完成見学会も開催していますのでぜひご参加ください。

 

《このブログを書いたのは》

大森 大地(おおもり だいち)

株式会社 建房  代表取締役 Total Home Planner

1978年東京都生まれ、津山市育ち、倉敷市在住

2012年株式会社 建房を設立

三児(全員男子)の父

さそり座

A型

好きなコト・モノ:フットサル、嫁とミスチルのコンサートに行くこと

モットー:現在(いま)を大切に。自分にしか歩けない道を歩く

 

 

 

 

 

私が過去に書いた『岡山県南 A様:意思決定からプランプレゼンまでを大公開!』も下記のタイトルから飛べますので是非ご覧ください!

 

岡山県南 A様:意思決定からプランプレゼンまでを大公開!vol.1

岡山県南 A様:意思決定からプランプレゼンまでを大公開!vol.2

岡山県南 A様:意思決定からプランプレゼンまでを大公開!vol.3

岡山県南 A様:意思決定からプランプレゼンまでを大公開!スピンオフvol.2.5「プランヒアリング編」

 

建房の家づくりの真髄が垣間見える『何故、建房の家はカッコイイのか!?感動するのか!?ディテール特集!!』の方も参考にしてみてください!^ ^!

vol.1からお読みいただくとより理解ができます^^

 

ディテール特集!!vol.1「外観編」はコチラ

ディテール特集!!vol.2は「室内の広がり(空間)編」コチラ

ディテール特集!!vol.3は「スイッチ・コンセント編」はコチラ

ディテール特集!!vol.4は「同じものもよりシャープに見せる工夫 編」はコチラ

ディテール特集!!vol.5は「建房が考える計画換気(空気もデザインする)・前半 編」はコチラ

ディテール特集!!vol.5-2は「建房が考える計画換気(空気もデザインする)・後半 編」はコチラ

ディテール特集!!vol.5-3は「建房が考える計画換気(空気もデザインする)・+α 編」はコチラ

 

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