何故、建房の家はカッコイイのか!?感動するのか!?ディテール特集!!vol.5-2 | 岡山で注文住宅のかっこいいデザイン・設計施工なら建房
こだわり

何故、建房の家はカッコイイのか!?感動するのか!?ディテール特集!!vol.5-2

こんにちは、倉敷・岡山で建築家とおしゃれで、カッコイイ注文住宅(デザイナーズ住宅)を建てている建房の大森です。

今回も、前回に引き続きカッコイイ家の「カッコイイには理由が存在する」ことを、ディテール特集と銘打ちまして

シリーズとして掲載をしていきます。今回も、その第六段としまして『建房が考える計画換気(空気もデザインする)・後半』をテーマにさせて頂きます。

いつものことながら、主観全開になりますので、マニアックなところも多々ございますが、ご容赦頂けると幸いです。

こちらのテーマは前半・後半の2回に分けて書いていこうと思っておりまして今回は後半になります。もしよろしければ是非、前半も見て頂けると嬉しいです。

過去の感動を与えるディテール特集は下記のタイトルをクリックしていただければページに飛びます

ディテール特集!!vol.1「外観編」はコチラ

ディテール特集!!vol.2は「室内の広がり(空間)編」コチラ

ディテール特集!!vol.3は「スイッチ・コンセント編」はコチラ

ディテール特集!!vol.4は「同じものもよりシャープに見せる工夫 編」はコチラ

ディテール特集!!vol.5は「建房が考える計画換気(空気もデザインする)・前半 編」はコチラ

ディテール特集!!vol.5-3は「建房が考える計画換気(空気もデザインする)・+α 編」はコチラ

その前に、「ディテールってなに?」と思われている方もいる可能性があるので、ディテールの説明をしていきます。

【ディテールとは?】

「ディテール」とは、 「細部」や「全体に対する末端部分」を意味する言葉です。
部材と部材の接合する部分には、様々な組み合わせ方法がありますが、機能性と美しさを実現できるものを選びます。そのようにして出来上がった細部のことをいいます。

前回に引き続きテーマは『計画換気』になるのである意味、目で見えるディテールではなくて空気のディテールになります。無理なこじつけをしますと、空気(換気)=快適をもデザインする上のディテールと広い心で捉えて頂けると幸いです。

 

内容に入る前に大前提の換気の重要性をおさらいでご説明します。

 

【換気の重要性】

そもそも言うまでもなく、空気は人間が生きる上で水と同様大切且つ欠かせないものですよね。強いて言うと(強いて言わなくても)空気は水よりも欠かせないものです。当然ですが水は少しくらいは我慢出来ますが、呼吸は3分と我慢出来ません。(私は30秒で限界です。(笑))

人間は空気を一日に15kgも体に取り入れているといわれ、一生のうちに体に取り込む物質の57%が室内空気というデータもあります。一方、飲み物は8%、食べ物は7%にすぎません。このことからも換気は目には見えないものの我々が健康で健やかに生活していく為になくてはならないものです。

換気は建てる家で大きく差が出てくる」ことと、「家計(光熱費)というお金にも関係してくる」ことなので家づくりを計画されている方は是非ともステキな家づくりのヒントにして頂けると幸いです。

前置きはこのくらいで早速、後半に入ります。前半の最後で予告させて頂きましたが、今回の大きなテーマは3つです。

・第三種換気のダクトタイプ

・光熱費を抑えることが出来る第一種換気

・建房が考える(採用している)換気システムは!?

先ず一つ目のテーマ『第三種換気のダクトタイプ』

第三種換気は大きく分けて、前回ご紹介したダクトレスタイプ(ダクトが無いタイプ)ダクトタイプ(ダクトが有るタイプ)の2タイプに分かれます。

ダクトレスについては、前回ご紹介させて頂きましたので割愛させて頂きます。

 

こちらがダクト換気の全体イメージになります。

【メリット】
物理的に空気の通り道を作り計画的に換気が出来ることと『音漏れ対策』にも有効です。例えば寝室やシアタールームは、せっかく防音対策を施しても換気扇から簡単に音が漏れてしまいます。浴室・洗面脱衣室等は生活音が外にもれてしまい、プライバシーの観点から問題があります。ダクト換気の場合、音の発生源からダクトを通って離れた場所から排気されるので気になる音漏れが解消されます。

 

【デメリット】
部屋の湿気があったり、外の熱いベタベタの湿気が入ってくるときに、ダクトの中が結露したり、湿めぽくなったりそこでカビの発生や、埃が蓄積することで将来的にダクトの交換か、ダクトの清掃を考えなければいけない。しかも設置場所が天井裏もしくは床下に本体とダクトが設置されますので自分でのメンテナンスは非常に難しいので専門の業者に依頼するかたちが一般的ですから上記のコストは決して安価ではないのもデメリットの一つです。

 

『光熱費を抑えることが出来る第一種換気』

第一種換気は、近頃だんだんと増えてきました。(以前は第三種換気が大多数のシェアでした。)では、何故増えてきたのかというと住宅取得者の省エネニーズが高まってきたのが最大の理由だと言われています。それでは、第一種換気と第三種換気は何が違うのか!?概要につきましては前回お伝えしたのでここでは割愛させて頂いて、ここでは決定的な違いをお伝えします。ずばり『熱交換が有るか・無いか』です。では、熱交換とは何かと言いますと。

現代の日本では、一年を通してほとんどの日が外気温と内気温の差が有ります。すなわち暖房や冷房などの空調が必要になります。その上でお伝えしてきました、計画換気は

家の全てのドアと窓を閉めている状態で2時間に一回で外と中の空気が入れえ代わる(2時間で100%出ていき100%入ってくる)ので例えば外気温が0℃の場合、当然給気口から0℃の温度の空気が入ってきます。内気温(室内)はどうなっているかというと当然0℃だと寒くて耐え切れませんので暖房などの空調等を使用して約20℃前後になっているかと思います。

空気が入ってくると必ず同じ量の空気が排気(出ていく)されますので折角光熱費を掛けて温めた貴重な20℃の空気が出ていってしまいます。しかも2時間に一度、家中の空気が0℃の空気と20℃の空気が入れ替わります。当然温まり難い(例えると窓が開いている状態に近い)のとエアコンは常にフルに近いかたちで稼働しなければなりませんので光熱費が大きく掛かってしまいます。そこで上記の状態を緩和するものが第一種換気の熱交換です。

 

 

上記の図の中に熱交換素子というものがあって、その熱交換素子を空気が通過する際に文字通り熱の交換をするものです。

もう少しわかりやすくした図になります。暖房の場合で熱交換(熱交換率約90%)をした時に、外気の0℃の温度の空気が20℃になって入ってきて、23℃の温度の空気が3℃になって出ていくので、エアコンの稼働が最小限に抑えれます。すなわち光熱費を抑えることが出来ます。このことからランニングコストの観点から第一種換気の熱交換は非常に有効だと言えます。それでは、デメリットはというと単純に第三種換気に比べて熱交換というものが加わるので複雑になる分イニシャルコストが掛かってしまうということです。

ここで思いの外長くなってしまいましたので、 『・建房が考える(採用している)換気システムは!?』は、次回の[何故、建房の家はカッコイイのか!?感動するのか!?ディテール特集!!vol.5-3]でお伝え出来ればと思います。何か勿体ぶってる感がございますが次回を楽しみにして頂ければ幸いです!!!

 

『バスケットコートがある家!土地~完成をリアルに紹介』はこちら

【バスケットコートがある家!土地~完成をリアルに紹介vol.1(土地探し)】

【バスケットコートがある家!土地~完成をリアルに紹介vol.2(ヒアリング)】

【バスケットコートがある家!土地~完成をリアルに紹介vol.3(建築家のヒアリング)】

【バスケットコートがある家!土地~完成をリアルに紹介vol.4(建築家によるプランプレゼン)】

 

カタログには載っていない、建築の意思決定を頂いた瞬間!!

『岡山県南 A様:意思決定からプランプレゼンまでを大公開!』はこちらです。

岡山県南 A様:意思決定からプランプレゼンまでを大公開!vol.1

岡山県南 A様:意思決定からプランプレゼンまでを大公開!vol.2

岡山県南 A様:意思決定からプランプレゼンまでを大公開!vol.3

岡山県南 A様:意思決定からプランプレゼンまでを大公開!スピンオフvol.2.5「プランヒアリング編」

 

PRIVACY POLICY

個人情報の取り扱いについて

本ホームページでの個人情報の収集・利用・管理について、次のとおり適切に取り扱うとともに、皆さまに安心して利用いただけるホームページづくりに努めていきます。

個人情報とは

本サイトを通じて当社が提供を受けた、住所、氏名、電話番号、E-mail アドレス等、特定の個人を識別できる情報をいいます。

個人情報の収集について

本サイトを通じて個人情報を収集する際は、利用者ご本人の意思による情報の提供を原則とします。
個人情報の収集にあたってはその利用目的を特定し、明示いたします。
個人情報の収集は特定された利用目的を達成するために必要な範囲内で行います。

個人情報の利用制限について

提供いただいた個人情報は、あらかじめ明示した利用目的の範囲内で利用いたします。
個人情報は、本人の同意がある場合を除き、明示した利用目的以外で利用・提供することはありません。
個人情報の利用目的の範囲内において、個人情報を含む業務を外部委託する場合は、契約書等により当社と同等の個人情報の適正な管理を求めます。

個人情報の管理について

収集しました個人情報については、ホームページ管理者が厳重に管理し、漏えい、不正流用、改ざん等の防止に適切な対策を講じます。
当社が信頼に足ると判断した委託先に個人情報を委託することがあります。その利用目的は明示した当社の利用目的達成のために必要な範囲内に限ります。
利用目的に関し保存の必要のなくなった個人情報については、確実に、かつ、速やかに消去します。

IPアドレス等の利用について

当社ウェブサイトへのアクセスの傾向を分析するため、また、当社ウェブサイトで発生した問題を解決するために、アクセスのなされたIPアドレス、ドメインを記録することがあります。しかし、そのようなデータからは、お客様個人を特定することはできません。

クッキー(Cookie)について

当社のウェブサイトをより便利に閲覧していただくため、ウェブサーバよりお客様のコンピュータにクッキー(cookie)と呼ばれる小規模のデータを送付し、ハードディスクに記憶することがあります。ブラウザの設定でクッキーの受け取りを拒否することができますが、それによりウェブサイトのご利用が正常にできない場合がありますのでご注意下さい。
Google を含む第三者配信事業者は Cookieを使用して、当ウェブサイトへの過去のアクセス情報に基づいてインターネット上のさまざまなサイトに当社の広告を配信することがあります。Google広告または、Network Advertising Initiative のオプトアウトページにアクセスして、Googleを含む第三者配信事業者による Cookieの使用を無効にできます。

著作権について

当社ホームページの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。

当社のホームページ上の文書(商品画像情報等含む)に関する著作権は、特別の記載がない限り、すべて当社ならびにサイト制作会社に帰属します。本ホームページをご利用いただく際には、非営利目的およびお客様内部の使用に限り、これらの文書を複製することができます。

文書に当社の著作権の表示がされている場合は、当該著作権の表示を付したまま複製していただくことが必要です。営利目的による複製、あるいは翻訳、有線送信等、上記以外の著作権法上の利用はできませんので、ご注意ください。

免責事項

当社は、当社が運営/管理するウェブサイト(以下、「本サイト」といいます)の運営にあたり、下記の各条項に定める事項については、免責されるものとします。
本サイトをご利用のお客様(以下、単に「お客様」といいます)は、本免責事項の内容をご承諾頂いたものと見なしますので、ご了承ください。

〈 第一条 〉

本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。当社は本サイトの使用ならびに閲覧によって生じたいかなる損害にも責任を負いかねます。また、本サイトを装ったウェブサイトによって生じた損害にも責任を負いかねます。本サイトのURLや情報は予告なく変更される場合があります。

〈 第二条 〉

当社は、本サイトにおける各種サービスまたは各種情報の提供またはその遅滞、変更、中断、中止、停止もしくは廃止、その他本サイトに関連して発生したお客様または第三者の損害について、一切の責任を負わないものとします。情報の閲覧やサービスの提供を受けるにあたっては、法令上の義務に従った上、お客様ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。

〈 第三条 〉

当社は、本サイトからリンクしている他のウェブサイトに含まれている情報、サービス等については、一切関知しておらず、一切の責任を負わないものとします。リンク先のウェブサイトは、そのウェブサイトが掲げる条件に従い、お客様ご自身の責任においてご利用下さい。

当社は、お客様の便宜のためにこれらのウェブサイトへのリンクを提供しているにすぎず、これらのウェブサイトの利用や掲載商品、サービス等を推奨するものではありません。また、これらのリンクは、当社とリンク先のウェブサイトを管理・運営する法人・個人との間に、必ずしも提携・協力等の特別な関係があることを意味するものではありません。