何故、建房の家はカッコイイのか!?感動するのか!?ディテール特集!!vol.5-3 | 岡山で注文住宅のかっこいいデザイン・設計施工なら建房
こだわり

何故、建房の家はカッコイイのか!?感動するのか!?ディテール特集!!vol.5-3

こんにちは、倉敷・岡山で建築家とおしゃれで、カッコイイ注文住宅(デザイナーズ住宅)を建てている建房の大森です。

今回も、前回に引き続きカッコイイ家の「カッコイイには理由が存在する」ことを、ディテール特集と銘打ちまして

シリーズとして掲載をしていきます。今回も、その第七段としまして『建房が考える計画換気(空気もデザインする)・+α』をテーマにさせて頂きます。

岡山では建房だけが採用しているドイツ製のハイスペック換気システムの特徴を詳しくご紹介しています!

 

いつものことながら、主観全開になりますので、マニアックなところも多々ございますが、ご容赦頂けると幸いです。

こちらのテーマは前半・後半・+αの3回に分けて書いていこうと思っておりまして今回はになります。もしよろしければ是非、前半と後半も見て頂けると嬉しいです。

過去の感動を与えるディテール特集は下記のタイトルをクリックしていただければページに飛びます

ディテール特集!!vol.1「外観編」はコチラ

ディテール特集!!vol.2は「室内の広がり(空間)編」コチラ

ディテール特集!!vol.3は「スイッチ・コンセント編」はコチラ

ディテール特集!!vol.4は「同じものもよりシャープに見せる工夫 編」はコチラ

ディテール特集!!vol.5は「建房が考える計画換気(空気もデザインする)・前半 編」はコチラ

ディテール特集!!vol.5-2は「建房が考える計画換気(空気もデザインする)・後半 編」はコチラ

その前に、「ディテールってなに?」と思われている方もいる可能性があるので、ディテールの説明をしていきます。

【ディテールとは?】

「ディテール」とは、 「細部」や「全体に対する末端部分」を意味する言葉です。
部材と部材の接合する部分には、様々な組み合わせ方法がありますが、機能性と美しさを実現できるものを選びます。そのようにして出来上がった細部のことをいいます。

前回に引き続きテーマは『計画換気』になるのである意味、目で見えるディテールではなくて空気のディテールになります。無理なこじつけをしますと、空気(換気)=快適をもデザインする上のディテールと広い心で捉えて頂けると幸いです。

内容に入る前に大前提の換気の重要性をおさらいでご説明します。

【換気の重要性】

そもそも言うまでもなく、空気は人間が生きる上で水と同様大切且つ欠かせないものですよね。強いて言うと(強いて言わなくても)空気は水よりも欠かせないものです。当然ですが水は少しくらいは我慢出来ますが、呼吸は3分と我慢出来ません。(私は30秒で限界です。(笑))

人間は空気を一日に15kgも体に取り入れているといわれ、一生のうちに体に取り込む物質の57%が室内空気というデータもあります。一方、飲み物は8%、食べ物は7%にすぎません。このことからも換気は目には見えないものの我々が健康で健やかに生活していく為になくてはならないものです。

住宅での換気(呼吸)は建てる家で大きく差が出てくる」ことと、「家計(光熱費)というお金にも関係してくる」ことなので家づくりを計画されている方は是非ともステキな家づくりのヒントにして頂けると幸いです。

 

前置きはこのくらいで早速、内容に入ります。前回の最後で予告させて頂きましたが、今回のテーマは『・建房が考える(採用している)換気システムは!?』になります。

 

先ず前回のおさらいで『第一種換気(熱交換型)』をお伝えさせて頂きました。内容はこちらです。

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『光熱費を抑えることが出来る第一種換気』

第一種換気は、近頃だんだんと増えてきました。(以前は第三種換気が大多数のシェアでした。)では、何故増えてきたのかというと住宅取得者の省エネニーズが高まってきたのが最大の理由だと言われています。それでは、第一種換気と第三種換気は何が違うのか!?概要につきましては前回お伝えしたのでここでは割愛させて頂いて、ここでは決定的な違いをお伝えします。ずばり『熱交換が有るか・無いか』です。では、熱交換とは何かと言いますと。

 

現代の日本では、一年を通してほとんどの日が外気温と内気温の差が有ります。すなわち暖房や冷房などの空調が必要になります。その上でお伝えしてきました、計画換気は

家の全てのドアと窓を閉めている状態で2時間に一回で外と中の空気が入れえ代わる(2時間で100%出ていき100%入ってくる)ので例えば外気温が0℃の場合、当然給気口から0℃の温度の空気が入ってきます。内気温(室内)はどうなっているかというと当然0℃だと寒くて耐え切れませんので暖房などの空調等を使用して約20℃前後になっているかと思います。

空気が入ってくると必ず同じ量の空気が排気(出ていく)されますので折角光熱費を掛けて温めた貴重な20℃の空気が出ていってしまいます。しかも2時間に一度、家中の空気が0℃の空気と20℃の空気が入れ替わります。当然温まり難い(例えると窓が開いている状態に近い)のとエアコンは常にフルに近いかたちで稼働しなければなりませんので光熱費が大きく掛かってしまいます。そこで上記の状態を緩和するものが第一種換気の熱交換です。

上記の図の中に熱交換素子というものがあって、その熱交換素子を空気が通過する際に文字通り熱の交換をするものです。

もう少しわかりやすくした図になります。暖房の場合で熱交換(熱交換率約90%)をした時に、外気の0℃の温度の空気が20℃になって入ってきて、23℃の温度の空気が3℃になって出ていくので、エアコンの稼働が最小限に抑えれます。すなわち光熱費を抑えることが出来ます。このことからランニングコストの観点から第一種換気の熱交換は非常に有効だと言えます。それでは、デメリットはというと単純に第三種換気に比べて熱交換というものが加わるので複雑になる分イニシャルコストが掛かってしまうということです。

 

上記の『第一種換気(熱交換型)』でお伝え出来ていなかったデメリットがダクト有りの換気システムが基本です。

【岡山では採用されていない圧倒的性能の換気システムを採用】

そこで建房では『第一種換気(熱交換型)のダクトレス』を採用しております。理由としましてはダクト換気の場合のデメリットとしまして、部屋の湿気があったり、外の熱いベタベタの湿気が入ってくるときに、ダクトの中が結露したり、湿めぽくなったりそこでカビの発生や、埃が蓄積することで将来的にダクトの交換か、ダクトの清掃を考えなければいけない。しかも設置場所が天井裏もしくは床下に本体とダクトが設置されますので自分でのメンテナンスは非常に難しいので専門の業者に依頼するかたちが一般的ですから上記のコストは決して安価ではない。ということになるので、単純に上記のデメリットを建房では重く捉えているからです。

 

 

その上で、建房が『第一種換気(熱交換型)のダクトレス』を採用する上での大きな3つのポイントが有ります。

① 省エネ性・快適性

② メンテナンスの簡易性

③ デザイン性

まず、①の省エネ性と快適性ですが、上記と前回でお伝えした通り第一種換気(熱交換型)の場合、第三種換気に比べて飛躍的に省エネ性を向上させることが出来ます。

ここで是非お伝えしたいのが、近年の住宅検討の皆様は省エネや断熱性能にすごく拘りを持たれています。例えば断熱性能を良くする為に壁や屋根の断熱材は〇〇の断熱材で、

厚みを〇〇㎜で熱伝導率を〇〇W/(m・K)や窓のサッシ部分はALL樹脂製でガラスはトリプルガラスで空気層はクリプトンガスで遮熱のLow-Eガラスにして快適性を担保しながら

光熱費も抑えたいと考えられております。勿論、私も同感で断熱性能を向上させることに異論はありません。同時に換気にも目を向けないといけません。

なぜなら・・・・。

実は、上記のグラフのように換気による住宅の熱損失はなんと約30%も有る ということです。そう天井や屋根部分よりもさらに壁よりも熱損失が10%も多いと言われています。

 

こちらは、第三種換気の自然給気口部分をサーモグラフィカメラで温度を可視化した写真です。給気口部分から外気温が侵入してきているのがわかります。

上記のことから建房では、第一種換気(熱交換型)を採用しています。

 

では、実際に建房で採用している『第一種換気(熱交換型)のダクトレス』の実物をご紹介させて頂きます。

 

こちらが『第一種換気(熱交換型)のダクトレス』の実物になります因みに一つで給気と排気を両方行うことが出来ます。

構造は、

こちらが横から見たところで、真中のベージュ部分が熱交換をする熱交換素子で素材は非常に蓄熱効率の高いセラミックになっています。

因みにこの部分は、壁の中に入る部分になるので隠れてしまいます。セラミックの右の部分が室内側になります。逆の左側が外壁側になります。

どのように熱交換をするかというと。

 

じつは、先ほどの換気システムが2つ1セットになりまして、換気計算をして室内の適正な箇所の壁に上記の図の様に2ヵ所設置して。例えばAとBが有る場合、Aから給気しBから排気をします。上記の図を簡単に説明をすると外気が0℃屋内が20℃だった場合、Bから排気する際に20℃の空気が先ほどお伝えした蓄熱効率の高いセラミック部分(ハニカム状の形状になっているのでより表面積が大きい)のフィルターを通りますので20℃の温度が蓄熱されます。その70秒後にAとBの給気と排気が入れ替わります。そうすると今度は、先ほど蓄熱をしたBが給気側になりますので0℃の外気がBの温められたハニカム形状のセラミックを通過するので18℃の温度になって屋内に給気されます。以後70秒毎に繰り返すことにより、

省エネルギーで快適な室内空間を維持することが出来るのです。

 

 

こちらがイメージ図になります。35坪の住宅で約3セットの設置になります。

 

先程同様、サーモグラフィカメラで可視化した画像です。熱損失を防ぐことで暖かい空間を担保出来ています。

上記が①の省エネ性と快適性を重視した建房の換気システムです。

 

②のメンテナンスの簡易性についてですが、①の省エネ性と快適性は第一種換気(熱交換型)であればダクト式でもダクトレスでも熱交換率が同率であれば変わりません。

 

ですがここでお伝えしたいのが、第一種換気(熱交換型)の換気システムは大多数がダクト換気です。その場合上記でお伝えしたダクトのデメリット。要約するとメンテナンスが非常に難しいのとプロに清掃もしくはダクトの交換を依頼した場合、急な且つやや太めな出費になってしまいます。そこで建房では、①でもお伝えしたダクトレスの換気システムを採用しています。

そもそもダクトがありませんのでダクトの清掃や交換のコストが最小限にすることが出来ます。

それでは建房の第一種換気(熱交換型)ダクトレス換気システムは どのようなメンテナンスが必要なのか!?

上記の図のように、なんと本体を簡単に壁から取り出せてフィルターを掃除機で吸う(月に一度程)のと半年に一回フィルターを水洗いして乾いたらまた装着して完了です。

メチャメチャ簡単です。それと忘れてはならないのがダクト換気でも建房のダクトレス換気でも本体部分は、ある意味家電と同等ですのでいつかは壊れます。それは当然だと思いますが、大事なのは両方いつかは壊れてしまいますが本体の交換コストは非常に大きな差があります。

第一種換気(熱交換型)ダクト有り換気システムの本体

建房の第一種換気(熱交換型)ダクトレス換気システム本体

ここで②のまとめですが、自分でも簡単に時間を掛けずに気軽にメンテナンスが可能な換気システムを採用しています。

 

③のデザイン性ですが、換気システムでデザイン性!?と思われるかもしれませんが。どうしても建房では『デザイン性』は外せないポイントです。

正直に申しますと換気システムの本体(見えているのは給気・排気口ですが)は、すごくカッコイイとは言えず至って可もなく不可もなくといったところですが、

コントローラーがメチャクチャカッコイイです!!

 

 

こちらがよく見るコントローラーです。あくまで個人的な感想ですが可もなく不可もなくという感想です。

 

 

そしてこちらが建房で採用している換気システムのコントローラーです。シンプルにホワイトのプレートにタッチでの操作がこれまたスマートです。

 

さらに実際に操作する時(稼働している時)は、

 

 

このように光ってて近代的で個人的にはカッコイイと思います。細かいところではありますが、ディテール特集というテーマでもありますので、ご容赦ください。三部になってしまいましたが、最後に快適でカッコイイ家をご検討の皆様に何かのヒントにして頂けると幸いです。

 

『バスケットコートがある家!土地~完成をリアルに紹介』はこちら

【バスケットコートがある家!土地~完成をリアルに紹介vol.1(土地探し)】

【バスケットコートがある家!土地~完成をリアルに紹介vol.2(ヒアリング)】

【バスケットコートがある家!土地~完成をリアルに紹介vol.3(建築家のヒアリング)】

【バスケットコートがある家!土地~完成をリアルに紹介vol.4(建築家によるプランプレゼン)】

 

岡山県南 A様:意思決定からプランプレゼンまでを大公開!はこちらです。

岡山県南 A様:意思決定からプランプレゼンまでを大公開!vol.1

岡山県南 A様:意思決定からプランプレゼンまでを大公開!vol.2

岡山県南 A様:意思決定からプランプレゼンまでを大公開!vol.3

岡山県南 A様:意思決定からプランプレゼンまでを大公開!スピンオフvol.2.5「プランヒアリング編」

 

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